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『 清め塩 』 って?
先日、叔母が亡くなりました。
お通夜から戻り
玄関先で、自分に
「清め塩」をふろうと
香典返しの中を探しましたが
見つけられなかったの。
あらあら、塩を入れ忘れるって
葬儀社さん、しっかりしてよ ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
とりあえず
娘に頼んで
台所の食塩を
私にパッパとふりかけてもらい
家の中に入りました。
改めて
香典返しを袋から出すと
小さな紙が1枚入っていたの。
その紙には
『 清め塩 』について
と、何やら書いてありました。
要約すると
「 必要がないので 清め塩は廃止 」
というもの。
え!
清め塩が必要ないって、どゆこと?
ダメじゃん。
仏様が寂しがって
付いてきちゃう。
葬儀から帰ったら
塩で清めて、うがいをしないといけないって
小さい頃から
おばあちゃんが言ってた。
うそ。
言ってないけど😀
コレです ↓
![](https://assets.st-note.com/img/1710165584902-rWxscS3rLi.jpg?width=1200)
神道の教えでは
死は『けがれ』。
死んだ人間を『けがれ』と言うのではなく
死んだ人間を取り巻く『邪気』『恨み』などを
指すそうです。
邪気を家に持ち込まないように
塩で身を清める。
一方、仏教の教えでは
死んだ人間は『仏』になる。
邪気として扱うべきではない。
『聖なるもの』。
清めるって何?
ってことです。
私は
今まで何も考えていなかったな〜。
塩で清める、っていうのは
一般周知ですよね。
除霊のための『盛り塩』だったり
地鎮祭では、『大地の邪気を鎮める』んだっけ?
そう、地鎮祭といえば
我が家を建てる時の地鎮祭
旦那の実家が信仰している宗教に頼めと
義母が譲らず
頼むことに(~_~;)
総本山から祈祷師を呼ぶ経費は
地元の神社にお願いする経費の
7倍 ((((;゚Д゚)))))))
しかも
土地に撒く塩は
『伯方の塩』 10袋 指定。
高級塩じゃないとダメらしいです。
そして
義母が切望して実現したのに
支払いは私たちでした。
これは オヤコウコウ。 きっと、そう😭💸
話が逸れました。
清め塩。
これは日本の伝統・文化なのでしょうかね。
海外は?
私は、んー
塩をふらなくなったら
ふらないことがいつまでも
気になるのか?
冷蔵庫からタマゴを落としちゃったら
鉛筆の芯が折れたら
税金多く取られたら
いちいち、塩をふらなかったから
邪悪なものの仕業だと
怯えるのかな。
ないない笑
私は『 清め塩の廃止 』は
正直、どちらでもいいや。
清め塩が付いてもいなくても
清めたい人が清めればいいだけで。
![](https://assets.st-note.com/img/1710282008512-zVMluLRBmz.png?width=1200)
ひとつだけ私の経験から言えるのは
今まで参列した葬儀では
お別れ前にお顔を拝見した方々皆
安らかに
穏やかに
眠るように
天使のようなお顔でおられました。
女性は
死化粧で肌は透けるように美しく
生前よりも凛々しい。
男性は
様々な責任から解放されたように
子供に返った優しい寝顔。
なんか分からないんだけど
私は男性のお姿のほうが印象深くて
なんか、なんかね、
お母さんのお腹の中に
戻っていってるんじゃないか、って
男性にだけ感じるんです。
あんなに強くて大きかったのに
棺の中の彼はとても小さく無力。
まるで子供のよう。
【 胎児 】 というワードがチラつく。
なんなのでしょう、この感覚。
先程ご紹介した
『清め塩の廃止』のお知らせにもあるように
「 生と死はひとつ 」 とは
お母さんから生まれて
お母さんに還る
ってことなのかなと、今思った。
女性は更に女性になる。
女は強いのだ😤
結論
仏になった大事な人を
清める理由はないです。
大事な人だったから
葬儀に行くんですよね!
邪気とか恨みとか言ってないで
亡き人を想い感謝して
見送るだけでいいんだよ。
清め塩、反対ー✊ というか
どうでもいいー✊
それに
私だって自分が死んだとき
私に語りかけてくれる人が誰も居なかったら
想像しただけでも
カナシイ。
語りかけたくない = 邪気がある
にならないよう
今までのアレコレは懺悔して
今からでも
正しく
生きていこうと
決めた。