メイクについての話
私はメイクやコスメ、おしゃれが大好きです。メイクをしている時の自分って、いつもより少し気分が上がったり、自信が持てたりしませんか?
初めてメイクをしたのは高校最初の文化祭。高校で初めてできたお友達に女子トイレの鏡の前でメイクしてもらい、その日の帰りにはフェイスパウダーとアイシャドウを一緒に選んでもらいました。
次の日、文化祭の片付けの日だったのですが、初めて自分でメイクをして学校に行きました。目元に少しメイクをしただけなのに、自分にいつもより自信が持てて、当時憧れていたお友達に「文化祭の日撮れなかったから」とツーショットを撮りに声をかけることができたのを覚えています。
私は、高校1年生の夏から適応障害と診断されているのですが、適応障害でしんどかった時にもメイクには助けられました。うつ症状の辛さがピークのときではなくて、少し体力が回復して、考え事ができるようになったぐらいのときです。当時は外出するのがとても億劫になっていて、家で1人悶々と考え事をすることが日常になっていました。
そんなときに頑張って外出した先で見つけた漫画がきっかけで、「そういえば私、コスメとかおしゃれとか好きだったな」ということを思い出しました。そこから外出する気が起きない時は、「とりあえずメイクをしてみる」→「せっかくメイクしたし散歩でも行こうかな」というサイクルにもっていくことができるようになったんです。もちろんしんどくて外に1歩も出られない日もありましたが、メイクは外出するきっかけや気持ちを切替えるきっかけになりました。
そしてうつ症状のせいで、何にも興味をもてなかった私が「これいいかも」「素敵だな」という感情を取り戻すきっかけになったのもメイクです。
外に出るために、気持ちを切替えるために、とりあえずメイクをしていたのがいつの間にか「メイク=何となく楽しい時間」になっていて、自然とコスメ売り場に足を運ぶようになっていました。今考えると、コスメ売り場に足を運ぶことで「かわいい!!」「好き!」という感覚を徐々に取り戻していったような気がします。
うつ症状がひどかった時に「かわいい!」「好き!」に敏感になるために努力してみて、改めて、そのような感覚を大事にすることは、心を豊かにしたり心に余裕をもたせることに繋がる気がするなと思いました。
今でも気分を上げたい時にはお気に入りのリップを使うし、お気に入りの香水をつけます。
これからも自分の「かわいい!!」「好き!!」という感覚を大事にしたいです。
長くなりました💦ここまで読んでくださった方ありがとうございます!
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