うちの子が公立中学に向いてなかった話⑤

内申点が高校受験に関わるなんて


公立中学にて、息子の通信簿には見事にオール3が並ぶ。様々な観点から評価することに不満がある訳では無い。 しかし、「ペーパーが良くても悪くても観点別を総合すると3」これを繰り返される中でのモチベ維持がどんなに難しかったか。

通信簿については親子共々、早くから諦めていた。この3年間の評価など卒業してしまえば消えるから、そんなことに左右されず大局を観ようと話してきた。

高校受験は、内申点重視の都立ではなく私立の一般入試と決めていた。

ここで親として認識不足があった。「併願優遇」なる制度があると知らなかったのだ。中学浪人生を出さないために内申点で事実上の合格確約。つまり確実に受かるところをキープするというもので、受験業界でもそのデータは表に出てこない。

息子の内申点で出せる私立高校は、有り体に言って学力レベルが低い。併願優遇といえど試験は受けに行かなければならない。つまり4日ほどしかない貴重な受験日の一日が併願優遇校に取られてしまう。

中には中学担任とケンカをして浪人覚悟で受験したい高校を受けた友達もいたようだが、、、都会の受験に疲弊。


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