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疲れが取れないときに不足しているものこそ意識して取りたい理由
冬の始まりだったり真冬になるとちょっと遠ざかる栄養素があります。それは脂質です。中性脂肪が無意識に入ってくるので脂質を意識して摂るということが少し遠のきます。寒いと胃が冷えているときに脂質はより冷えやすくもなるのでけっこう難しい栄養素でもあります。私はチーズで補っていることが多かったのですが、やっぱり肉の脂の方が身体を温めて燃やしてくれます。脂質ってダイエット効果はめちゃくちゃ高いんですが、世の中のコレステロールへの悪意が脂質を罪悪感の意識に変換してしまっています。
食事の指導とかしていて、疲れやすかったり太っていたりするひとほど意外と脂質が取れていないというイメージがあるんですよね。本人は整った食生活をしているのになぜ自分が体調不良になったり、太ったりするんだと頭を抱えることが多いのですが、単純に思い込みこそが食生活のバランスを崩しているわけです
ダイエットや体質改善について学んでいると私達はいかに思い込みというもので作られているかということが理解できるようになります。人は自分で体験したり、体感しなくれは考えの上書きがなかなかできないものです。だからこそ経験は大切になります
私もダイエットの初期にお肉ばかり嫌というほどたべました。2年くらい前までは狂ったようにたべていたような気がします。もちろん太りませんし、特にダイエットの初期のころはお腹いっぱいにたべられるのに痩せていけることがうれしくてたまりませんでした。
ダイエットする前は太るかも?などとちょっとしたカロリー計算ばかりしてダイエットがうまくいかなかったのに、お肉を主食にしただけで一気に人生がかわったのですからね。やってみることこそ重要です。
私の場合は脂質が足らなかったということが太ってしまう原因でもあるのです。というのは脂質って細胞膜をつよくしてくれる役割があるので、老廃物を細胞から守ってくれる役割があります。基本的に精神的なストレスが子供の頃から多かった私には脂質を身体が求めていた傾向にあります。脂質を摂ると水分を吸収する力がつよくなるので身体の水分バランスは脂質がなくては整わないわけですよね。先日、セルフマッサージでオイルとクリームをたっぷり塗ってマッサージしたら化粧水をグングン吸収していました。冬の乾燥で水分が蒸発している肌にオイルと水分は効果的なわけです。肌ですら必要なのですから、体内炎症を押さえるにもオイルの効果は期待できるというわけです
最近、眠くて眠くて寝すぎてしまう・・・と思っていました。疲れているような気もしていたのですが、原因がわからなかったのです。そうして、ふと脂質が足らない、お肉をたくさんたべていないかもしれないということに気が付いたわけです。ご飯を食べることが完全に増えているから、消化に疲れてしまっているとわかったのです。すぐさま焼き肉を食べに行きました。気温も高くなっていたということもあるのですが、脂質が入ることで収集力や持久力がアップする感じがやっぱりしました。疲れにくいという感覚もありました。焼き肉をたべると身体があつくなるので暑すぎてよく寝られなくなりましたが、とにかくパワーみなぎるという体感は得られました。
お肉は家でもけっこうたべてはいるんですが、最近はどうしても揚げ物が多いという印象でした。同じ脂質でも動物性の脂と揚げ物の脂とでは全く種類がことなりますからね〜。消化に悪かったということです。ご飯もたくさんたべていたのでより消化をわるくさせて眠かったわけです。日中に眠いというよりは油断すると朝起きられずにかなり眠ってしまうという感じだったので疲れているんだな〜と思っていたのです。
冬は養生の時期ともいわれて、春は春眠といわれるくらいパワーが強い時期でもあるので、眠くはなりやすいのも確かですけどね。寒暖差も大きいですし。春の暖かさから一点冬の寒さへ逆戻り。今年の冬の気温差もまた激しさをましています。そんな身体がつかれてしまうような環境では身体をつよくする方法をしっていくことこそが重要になります。寒暖差は身体をつかれやすくさせてしまいますからね。身体の内側からつよくしていくためにも食生活を整えることは重要です
そして食生活を整えるといっても大事なことは自分に合わせて整えるといういことです。誰もがみてバランスが取れている食事ではなく自分に必要な栄養素をしっかり補給できているかということが大事なわけです。先日ラジオで中学受験の合否は9割が食生活といっていました。私もそれは薄々感じていたので、もう7年もまえですが、娘の中学受験のときは食事にものすごく気をつかっていました。
炭水化物も必要ですし、脂質も必要です。そしてもう一つ大事なことは好きなものがたべられるという感覚的な喜びも必要です。受験期のお弁当なども好きなものが入っているというだけで気分があがったといっていました。そして栄養をしっかりと取り入れることです。疲れというのは基本的には食生活からくるものだと私も過去の自分の生活からも言えることだと実感しています。
食べて眠くなるのも疲れやすい食べ物を食べているというのもありますしね。そして身体がつかれていると身体が冷えているので寝付きや眠りも悪くなります。けっこう盲点なんですが食生活の乱れによって睡眠にまで影響を与えているのです。疲れやすくなっていることで鼻呼吸から口呼吸になってしまい、身体に酸素がまわらずまた疲れやすさを増長していきます。
負の連鎖はどんどん加速しますからね。食生活と鼻呼吸を強制的に仕向けるアロマの効能は身体の循環力をアップします。脂質を意識するだけでも体内循環は変わります。まだまだ食生活に注意が必要だと感じる実生活での出来事です。