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インスタのアプリを消してからの変化
私自身、スマホ依存症だと思っている。
毎日平均4時間くらいスマホをいじっているのだ。
去年はオンライン講座を受けて動画視聴もしており、毎日6時間くらい触っていたので、それから見たら減ったが、それでも手持ち無沙汰になると手が伸びてしまうのが現実だ。
使用時間の内訳を見ると断然インスタグラムに時間を費やしていたのだ。
そんな自分に辟易していた。意味のない時間だとも分かっていた。
けれど長年の習慣や脳の支配によって、手が、指が、意思と反して勝手に動くのだ。これこそ依存症の怖いところだ。
何度かアプリを消したこともあったが、数日でそわそわしてまたダウンロードするはめになっていた。
ならばと時間制限も設けても、やすやすと突破できるので罪悪感を感じたのも最初だけでまたインスタ漬けの日々に戻る。それの繰り返しだった。
世界の精鋭が作り上げているアプリなだけに私自身もまんまと?その戦略に巻き込まれている1人。ちょろい女だ。
インスタグラムは基本的に見るだけ。おしゃれなカフェだとか人気のインフルエンサーさん、子育てアカウントなどなのだが、フォローしてる方がストーリーズをあげるとアイコンが赤く囲まれる。
私はその赤があるとマリオがコインを収穫するかのように隈なく赤をなくしたくなるのだ。
インスタグラムを開くと池にある飛び石みたくどんどん他の情報に飛びつきたくなっていた。
次の石へ飛ばないと池に落ちちゃう。
すなわち情報に置いてかれることへの恐怖心が私をせき立てていた。
情報に置いていかれたら、ダサくなる
→ダサい人にはなりたくない、という私なりの歪んだ価値観でまた指は止まらなくなった。どの投稿も逃してはいけない情報のような気がしていた。
マストバイアイテムだとか、新しいカフェの情報だとか、ユニクロでこれがおすすめだとか、子育てイベントこんなのあるよ、だとか全部全部私に必要なことだと思うと必死に喰らいつく感じだった。
先週末、不調で寝込んでいた時も寝ればいいのにあいも変わらずインスタグラムを開いていた。
そんな自分に心底嫌になったし怖くもなった。
そしてアプリを消した。
清々しかった。
脳内の雑音が静かになった。
前だったらすぐにアプリを再ダウンロードしていただろうが1週間何の違和感も不便もないし、なんならもう目に触れてくれるなとも思う。
毎朝、起きた時のネガティヴ感が和らいだ気もする。人と比べる時間が減るからだよね。
今までいかに自分を苦しめていたのかも分かる。ごめんよ私。
自分の中で腑に落ちて、納得して手放せたことが嬉しい。