断ることが怖い心理
息子が約1週間発熱していた。
そんな彼の熱も今朝ようやく平熱まで戻った。
ただ、戻ったとはいえ病み上がりでまだ本調子ではなさそうだから、夫の助言もあり大事をとって園も休むことに。
そんな今日は園のクラスの保護者懇親会の日であった。
私は現在クラス役員をしており数ヶ月前から今日に向けてちょこちょこ準備をしてきたのだ。
変に頑固で責任感の強い私は「役員なのだから行かないと他の役員の方に迷惑がかかる」という強迫観念に囚われて、懇親会に行くために息子を園に行かせたい願望も正直抱いていた。
そんな状況で申し訳ない気持ちいっぱいで朝から他の役員さんに欠席の連絡を入れる。「なんでこういう時ばっかり体調崩すんだよー」という気持ちも8割。
息子の体調より自分のメンツを守ろうとする自分の卑しさに引いた。
行ったところでお給料が出るわけでも、豪華な食事があるわけでも、不老不死になるわけでもないのに自己保身が強すぎる。
周りからの自分の評価が下がることを過度に恐れていることに気付いた。
周りのママたちももちろん同じ子どもを持つ親なのだから予測不能、コントロール不可能な子の体調不良にも寛大である。
私自身周りのママが同じようなことでスケジュールの変更があっても広い心で許せるし気にも留めない。
しかしながら自分の事となると、優先順位を忘れて自己保身に走ろうとする。
きっと罪悪感から目を逸らしたいから、選択を見誤る危険があるのだ。
「信用をなくしたのではないか」「役立たずと思われたのではないか」「楽してズルいと思われたのではないか」そんな被害妄想に苦しみたくないから、万全の体調ではない我が子を登園させたい気持ちが湧いたのではないかと考察した。
だーれもそんな風に思ってないだろうし、今現在そのことを思い出してる人もいないだろう。
結局私が私自身を1番苦しめてるよな〜。
余計なこと考えて自分のこと責めすぎ。
柔軟で良い意味で自分の都合の良い考え方を手に入れるにはまだまだ修行が必要そう。