『執着』が作る世界 心の仕組み
『執着』とは変化を受容できず
今のまま変わらずにいることを望むということ
私達人間は
始まりがあり終わりがある変化のあるストーリーの中に肉体を持ち生きている(と思っている)
変化の世界で変化を拒絶していることはどういうことなのか立ち止まって考える必要がある
肉体の変化
考えの変化
環境の変化
「今」起きている自分の全てを受容できず以前の何かに執着する思いがわずかでもあるのなら
葛藤を引き起こし
それが世界に投影される
「私」という自己像は不完全な存在
考えや感情はコロコロ変化する
それが当たり前
優しい時もあれば怒り狂いたくなる時もある
崇高な考えを持つ時もあれば最低な考えを持つこともある
その自己像を自我の自分や世間の物差しで測り許容出来る範囲を決めてしまうなら
許容から外れたものは否定するか無意識で抑圧して必死で隠す
目の前の人の変化を受容できない
目の前の状況の変化を受容できない
世界で当たり前に見られる光景の原因はこのこと(自分の執着)だと知る必要がある
子供の学力に一喜一憂したり
目の前の人が優しい態度を取ってくれないことにがっかりしたり
恋人の心変わりを裏切りのように感じたり
芸能人の不祥事に腹を立てたり
夫の収入が減って幻滅したり
大切だった何かを失い立ち直れなかったり
etc‥
全部
以前はそうではなかった
今のそれはダメだと拒絶している
それは自分を裁く思いから立ち現れている投影
心レベルで何が起きてきるのか?
神の子が神からの分離を信じ
その自分に罪悪感を抱いているということ
本当はそんなことは起きてはいないのに起きたと信じている
起こした自分を許せない
変わってしまった自分を許せない
そしてその分離感と罪の意識が世界が作り信じ込ませている
自我は分離を継続させることに執着している
「変わりたくない」という力動が自我そのもの
「変わってもいい」と
自分に許可を与えれるなら自我が緩まる
自分の全ての変化を受け入れなければ外側の変化を裁き続けることは決してやめられない
偉そうに書いている私も全ての変化を受け入れれているわけではない
ただ何か起きているのかは知っている
何か起きているのか分かっているなら
目の前のものごとを見る時冷静でいられる
自分の考えの結果を見ているのだと自分ごととして見れる
全ては自分の心の態度によって作り出されている世界でしかない
世界が目の前の人が
何を伝えてくれているのかが分かる
幻想世界の仕組み
幻想世界で体験している理由
私達は知り理解することなしに
苦しみから逃れることはできない
「何が起きても大丈夫」や
「私達は存在しているだけで素晴らしい」と教えてくれる人達はいる
全くその通りではある
この世界は結局は神の想念の一部なのだから究極的には全て素晴らしいし大丈夫でしかない
全ては絶対の愛に包含されている
何も起きてはいない
でもまだその視点がない苦しんでいる人達の助けにはならない
私はまだ人間意識(自我)が強いから自分像の視点から世界を見ている
だから何かを言わずにはいられないだけなのかもしれない
こんな風に誰かを実在化させて語ることは間違っているのかもしれない
この世界にいると信じている人間意識は心の仕組みを知る必要があると思っている
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形のレベルで苦痛から解放されたり世界が平和であってほしいというのは私のエゴです
今の世界(自分)を受容できていません
自分の書いていることと矛盾があることは承知です
平和を望む全ての人達に知ってほしい
教育に関わる親世代や先生たちには特に知っていてほしいと思っています
心の平和の作り方は今の学校教育では全くできない
今の教育システムを存続させることが自我にとっては救いなのだから当然です‥
真に平和を望む人たちが増えることで既存の教育システムに疑問を投げかけ
スピリチュアルな視点を取り入れれる教育環境が作られる日がいつかは訪れるのではないかと期待を抱いています
スピリチュアルはオカルトではなく
心理学なのだとの認識が世界には必要です