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コンブでカーボンニュートラル?
こんにちは、CoN部です。
はじめに
Co2削減を目指したり、
Carbon Neutral(CoN)を目指したり
そのためにコンブを養殖したい、そんな部活です。田村淳の大人の小学校のオンラインサロンで部活を立ち上げ、現在は120名を超える仲間が増えました!
カーボンニュートラル、カーボンオフセット、脱炭素。
最近よく聞くようになった言葉です。
何かを生産するときに必ず排出される二酸化炭素。
その量が増えに増え続け、直近の100年では温度が1度上昇、このスピードで生産し続けていたら次の100年で4−6度上昇すると言われています。ここ数年、台風や異常気象が増えているのもこの「温室効果ガス」が増えているため。
温室効果ガスの78%は二酸化炭素、その次に多いのがメタンガス(18%)です。
4−6度上昇した地球では食糧が減り、食物が育たなくなり、やがて人類は滅びる、と言われています。
この温度の上昇を食い止め、1.5度までにとどめましょう!という約束がされたのが2016年の国際会議です。
そのためには何をすべきか?
具体的な策が2050年までのカーボンニュートラルです。
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私たちが抱える課題
一企業であれば温室効果ガス削減のプレッシャー。例えば工場の効率化を図り二酸化炭素の排出量を減らしたり、化石燃料を減らす(バイオ燃料や再生可能エネルギーへの転換)しかしこれらには全てコストがかかります。物価の上昇、不景気にインフレが叫ばれる中、更にカーボンオフセットにかかるコスト。課題はまだまだ続きます。
↓こちらは毎回ゲストを招いてお話ししているStand.fmのチャンネル。建設業界のカーボンニュートラルについてお聞きしました!
化石燃料の限界、水不足や資源不足などの懸念もあります。
脱炭素!国が抱える2050年までのカーボンニュートラルと言われていますが、具体的な対策には多大な金額と研究がかかります。
循環経済という考え
「循環経済」英語ではサーキュラーエコノミーという考えが広まってきています。昔からあるような、今までゴミとされてきていたものをリサイクルして他の用途に使ったり、資源やエネルギーをシェアすることで効率化を測ったりする考え。
ゴミ処理からの火力発電で温水プールを温めるなどがあります。
このステップに「カーボンネガティブ」の原材料を使えないかと模索しています。
ちょっと難しいですよね。説明します。
コンブは二酸化炭素を木の5−50倍の速さで吸収します。
カーボンオフセットとして木を植えるより、コンブを育てた方がより早く二酸化炭素を吸収してくれます。
昔、靴を一足買ったら木を一本植える、などのキャンペーンがありましたよね?代わりにコンブを一本育てた方がカーボンオフセットには有効なのです。
その上、コンブは二酸化炭素の他にも重金属や窒素ガス、硫黄を吸収し、海の酸性化も防いでくれます。
育つのが早いコンブは食料の他、有機肥料に使えたり、加工するとプラスチックやエタノール、シリコン、繊維にもなります。
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現在進行しているプロジェクト
カーボンネガティブから循環経済、この考えに共感してプロジェクトを進めてくれている方が今、世界中に増えています。今年の冬には日本、中東、そしてヨーロッパ、さまざまな場所でのコンブや海藻の養殖が始まりそうです。
その他にもこのnoteでの更新、StandfmやTwitterで今後もコンブの魅力を伝えていきたいと思います。
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