暖かい日。それだけでも有難い
強皮症になって早一年…。
寒さが一番身体に堪える。
手指が腫れぼったくなり蒼白になりやがて紫色になるのでとにかく着込んだり、暖房をつけたりカイロを貼ったり指無し手袋をしたり今は身体を労ることに余念がない…。
間質性肺炎の為、寒くなってきて坂道や階段を登るときも息切れがするようになってきた。暖かい時期は大丈夫なのに…。
夜も鍋とかシチューとか身体を暖める食事がしたくなる。早速身体を暖めるしょうがも買ってきた。
ネットでしょうがの美味しい食べ方調べよう。
身体が冷えると病状が悪化するようなので、冬は暖かい地方に住みたいなとか考える。
色々思うところもあるが、結局結論は今あるもので充分なのだが…。
今日みたいに暖かい日があったり屋根のある家に住んでいたり、スト―ブもコタツもあって優しい適度な距離感をとれる家族がいるだけで充分で…。
何かあったときの病院も近いし住めば都とは良く言ったものだ。
健康な時には恵まれていることに本当に気づけていただろうか…?病気になってから気づいたり知ったことも沢山あるものだ。
失ってから気づくこと。
スパルタだった父親が亡くなってからありのままの父親のことを愛していたことに気づいた。
そしてこれまでにあった自分の内側の葛藤が雪が溶けるように無くなって、そんな愛情深い自分を知り自分のことを自然に愛おしく赦せるようになった。
人生に意味の無いことはないと歳を重ねてやっと受け入れられるようになってきた。
ただ自分がそのように思いたいだけでそう思わないと
やってられないというのもあるかもしれないが…。
ようはなんでもいいんだ。
そう自然と思えるようになった自分が喜ばしいだけで。
いつでも時が解決してくれる…。
焦らず生きていこう。
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