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子供の姿勢について

こんにちは。
僕は今、子供の姿勢について講座を行っていますが、その講座を行う事に親御さんの子供の姿勢を気にする方が多くなっていると感じています。
そこで今回は子供の姿勢について書いていきたいと思います。

まず、子供と大人の姿勢や骨格の違いからご説明していきます。
そもそも大人と子供で何が違うのか。
ここで言う子供とは5〜6歳くらいをイメージしてください。大人は成人(20歳以降)をイメージしてください。
もちろん、身長や体格が大きく変わるのでそもそもの骨の大きさは違います。それ以外に大きく違いがあるのは骨の数です。
大人は約206個なのに対し子供で多い時には350個もの骨があります。
なぜこんなにも数が違うのか、そしてなぜ成長と共に数が減るのか。
それは骨と骨が癒合(くっついていっている)からなんです。
子供の頃は細かく分かれていた骨同士が成長するにつれてくっついていき、大きな一つの骨になります。
代表例でいうと、骨盤や頭蓋骨が当てはまります。
つまり、まだ子供は骨格、関節が未完成なのです。
では完成するのはいつなのか。
それは17〜19歳の間だと言われています。
つまりそれまでは成長期になるわけです。
この成長途中の骨格や関節に余分な負荷を与えたり、変な癖(俯く癖や足を組む、身体を傾ける等)が付いてしまうと大人になった時に痛みや症状になるリスクが高くなります。

いい姿勢でいることが大事なのは大人も子供も同じですが、骨格や関節の違いがあるのでやる事はその分変わっていきます。
ただ、子供の姿勢や健康を守れるのは大人である僕たちの役割だと思っています。
この記事を読んで少しでもそういう想いになってもらえたら幸いです。

今回はこの辺で終わりたいと思います。
次回は来週に投稿します。
次回も子供の姿勢について書こうと思います。
毎週水曜日に投稿しますのでよければまたご覧ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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