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【動物貼っとく?】シカゴに潜むシカ in Busse Woods
私の大好きなシカゴの「バシー・ウッズ(Busse Woods)」の話をもう1話分だけ引っ張る。
近所にあった実に素晴らしい庭なので、これを機に、少しでも認知度を上げたい。
「バシー・ウッズってどこ?」という方は、以下の記事に書いているので、ご興味があれば、ご参考にしていただきたい。
さて、この森には「ヘラジカ(elk)」がいると書いた。
シカゴに住んでいるとき、現地のテレビで「ヘラジカに襲われたらどうする?」みたいな番組を観た(名前は忘れたが"How to survive?"『どうやって生き延びる?』みたいな番組名だったと思う)。
日本で、そんな「ヘラジカ対策」の番組を観た記憶はないが、やはり現地では番組の企画になるほど、ヘラジカとの共存が重要課題なのだろうか?
念のため、「ヘラジカ」って、こんなやつである。
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その番組では、実際に森の中でヘラジカに遭遇した男性が、頭を防御しながら、必死に逃げようとするシーンが映し出されていた(詳細は忘れたが、たぶん近くに居合わせた人が、持っていたカメラで撮ったホンモノっぽい映像だった)。
しかし、ヘラジカは男性をなかなか逃がそうとはせず、角でツンツンしようと威嚇(こう書くと何か可愛いが、実に恐ろし気だった)する映像が流れていた。
シカって、私は個人的にあまりどう猛なイメージを持っていない、あの角でブスッ!とやられたら、ひとたまりもなさそうだ。
ヘラジカこえぇー。。。と思った。
さて、ある日のこと。
私が一度、森の中を散歩しているとき、茂みの陰に隠れる彼らと鉢合わせたことがある!
そのときの画像がこちらである。
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さて、どこに何匹いるか、分かるだろうか?
正解は以下のとおりである。
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これは、、、一触即発か!
そのときの緊張感漂う映像は、以下のとおりである。
さて、どうしたものか?!
、、、
、、、なーんて、実はBusse Woodsの「ヘラジカ」は、ちゃんと金網で囲われた場所で生活しているのである。
これは、金網の間からスマホのカメラを突っ込んで撮ったものである。ハハハ。
茂みに隠れるその姿は、まるで、、、忍者のようであった。
なぜゆえに隠れていたのかはわからないが、むしろ彼らの方こそ人間を警戒していた(恐れていた)のだろうか?(虐められたりしたんだろうか?)
「出ておいで!」などと暫くの間、囁き続けていたが、「あっ、そうか! 日本語分からないよな」と思って、英語なり、挙句の果てにはムダに中国語コールまで試みたが、その日、彼らが茂みの中から姿を現すことはなかった。。。
あっ!
因みに、上に述べたテレビ番組のことだが、ヘラジカに襲われた場合、頭を防御して蹲(うずくま)るような姿勢を取るのはNGらしい。
ヘラジカが敵と遭遇した場合、彼らはいったん頭を下げ、武器となる角で相手を突き上げる。
従って、頭を下げて蹲る姿勢は、ヘラジカにとっては "Ready… Fight !" な「やったるで!」みたいなファイティングポーズと取られかねない、、、との解説がなされていた。
体を丸めて怖がるほどに、興奮状態にあるヘラジカは「ムキィ~ッ、お生意気な子ねぇっ!」と、ますます煽られるらしい。。。
怖いであろうが、頭をスッと上げ、直立で優雅にスタスタと歩き去るのが正解、、、との結論であった(番組では、実際にそのようにして、男性が最終的にヘラジカから逃げることに成功した映像が流された)。
心の底から「このトリビアが役立つ場面」に出くわしたくないものだ。