ヒーロー考(何のために、誰のために戦うのか)🥊井上尚弥VSルイス・ネリ
プロスポーツには必ず勝敗があって、ヒーローがいて、ヒーローには敵がいる。ヒーローは強く、果敢に、正々堂々と戦い、敵をやっつける🥊🌟
5月6日、スーパーバンダム級4団体タイトルマッチ戦(東京ドーム)が行われた。
王者 井上尚弥(日本)
挑戦者 ルイス・ネリ(メキシコ)
下馬評では『井上尚弥、圧倒的勝利🏆🏅』という王道の試合を見るはずだった。でもずっと“悪童”と呼ばれていたルイス・ネリというアンチヒーローのような存在が、この試合では、素晴らしい戦いぶりを見せた。
それは『勝敗』とは無関係の、ヒーローに対する矜持を示す一撃だった🥊
*写真は全て上記の記事より
<1R終盤、予期しない角度から、ネリが井上にパンチを放った>
井上がネリに、ダウンを奪われた。井上のボクシング人生初のダウンだ。唖然とする井上。どよめく観衆。後に四万人のため息。
ネリは、この試合までに、さまざまな問題行動を起こし、試合出場を一時停止されたこともある。専門家や井上のファンは、この試合自体をやるべきではないと言っていた。
それでも井上はこの試合をやった。ネリも試合に向けて、ハードなトレーニングを続け、減量に励み、完璧な肉体改造をしていた。
<ダウン後、井上はすぐ態勢を立て直し、ネリに強烈なパンチを浴びせ続け、6RでネリをTKO(テクニカルノックアウト)して、リングに沈めた。>
*TKO🟰これ以上試合を続けると選手の生命や身体機能に重大なダメージを与える場合、試合を中止すること。
<ヒーローは試合相手に対する敬意を忘れない>🍀
<ヒーローは、試合のたびに成長する>💫
<試合翌日に娘のベビーカーを押して、ボコボコの顔で東京ディズニーランドへ出かけるネリ>🗼
<ヒーローは、愛すべき人であったりもする>💕
<昨日の朝の娘とのLINE>📲
<ヒーローは、みんなに感動と夢を与える>🌟
King Gnu Stardom