見出し画像

映画「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」童話がこんなに素晴らしい映画になるなんて

 みんなご存知ピノキオではありますが、
それとはなんだか違います。
童話が原作であるのに、
ダイナミックな映像で、
心を揺るがすシーンも多く、
胸に残るストーリーでした。


 ミュージカルになっているのですが、
歌も素晴らしい!
すぐにダウンロードして、
プレイリストに追加しました。



 この映画を3つにまとめますと、



1  ピノキオ



 絵本を見ると、
わりと人間みたいなピノキオが多いのですが、
このピノキオは本当に
『ウッド』『木』
という感じのピノキオでした。


 最後にやっとゼペットさんを
「お父さん」と呼ぶ
ピノキオの話もありますが、
こちらのピノキオは
“生”を与えられてから
すぐ「パパ」「パパ」と
無邪気に元気に呼びかけています。


 亡くなった息子を恋しがっている
ゼペットさんに、
ピノキオが、
愛されたい、
愛されているはずだ、
といじらしく慕うところが
なんとも心を揺るがされました。
すごく健気なんです。

 

2 ゼペットさん


 ゼペットおじいさんが
一人で寂しいのでピノキオを作った、
というお話もあったと思いますが、
こちらはゼペットさんが最愛の息子をなくし、
悲しさに打ちひしがれている中で、
ピノキオを作る
というお話になっています。


 息子との楽しい生活も序盤にあり、
戦争のむごさも描かれています。


 最初は少し厄介者と思っていたピノキオを
ゼペットさんが恋しがる場面は
涙なしでは観れません。


3 独特のピノッキオ


 ピノキオは今まで
好きというほどの話ではありませんでしたが、
存分に楽しめました。
綺麗事ではない、
そして、愛に溢れたピノッキオでした。


 お供のコオロギが、
ゴキブリってすごい発想です。
このゴキブリ頑丈なんです。
ゴキブリは強いですもんね。
最初に登場した時、
目も気持ち悪いし、
羽のところも気持ち悪いと
思いましたが、
最後には大好きなキャラクターに
なりました。



 気になった方は是非観てみてくださいね。

いいなと思ったら応援しよう!

紅きゆこ
雨が降る日もあれば晴れの日もある 映画や本はあなたを普通でいることの幸せを教えてくれますよ 今日の出会いに感謝!

この記事が参加している募集