映画「SMILEスマイル」(2022年・アメリカ)笑顔って気持ち悪いものだったのか
正直めっちゃ好みでした!
素晴らしい気持ち悪さと怖さ
を楽しみました。
そんなに血生臭くないところも
良かったです。
最近のヒット映画は
分かりづらいものが多かったのも
良かったと思えた点かもしれないです。
ストーリーは分かりやすくてシンプルだけれど、
アングルの撮り方、
間、音、などで恐怖を煽られました。
やっぱりホラー映画って面白い!
と思えた作品でした。
Filmarks:3.5
Googleユーザー:54%
ロッテントマト:80% 視77%
極個人的好み度:★★★★★
病院でセラピストとして
充実した日々を過ごしていたローズ。
ある日、
ローズは自殺を目の前で目撃して
錯乱している女子大学院生を診察していた。
だが、話している間に、
女子大学院生は
突然様子がおかしくなり自殺してしまう。
それから、ローズにとって
SMILEが
違うものとしてうつるようになる。
映画のポイントを3つにまとめますと、
① ストーリーはシンプル
ストーリーが複雑化するこんにちですが、
珍しくシンプルです。
なんとなく、映画「リング」を
思わせるようなリンク感。
映画「透明人間」を彷彿とさせるような
孤独感。
などを感じさせますが、
やはりスタイルが斬新で、
恐怖感が充満していて、
素晴らしいです。
欲を言えば、
元恋人の刑事のジョエル役の
カイル・ガルナーの刑事っぽさが
若干足りなかったように思いました。
でも、ジョエルの部屋のインテリアが素敵でした!
ストーリーはそれどころではないけれど、
インテリアも余裕があれば楽しんでください。
② パーカー・フィン監督
この監督はこの作品が初の長編だそうです。
撮り方とか、間が怖かったので
ほかの作品も観たいと思いましたが、
まだ監督としては新人だそうです。
この映画のインスピレーションになった
短編映画「ローラは眠れない」が
以前はPrime Videoで観れるようになっていましたが、
今は観れません。(現時点)
かなり残念です。
観ておけばよかったです。短編も観たかった・・・。
制作費は1700万ドルだそうです。
一般庶民には高額ですが、
この映画は低予算映画なのに、
ヒットしたということだそうです。
③ ソシー・ベーコン
この映画を恐怖にさせたものの
大きな要因は
やはりローズ役のソシー・ベーコン。
怯えた様子、恐れている様子、
絶望していく様子が、
本当に素晴らしかったです。
だからすごく怖かったとも言えます。
彼女、ケヴィン・ベーコンの娘だそうです!
知りませんでした。
ソシーは、ドラマ「13の理由」にも出ていたそうです。
また観たいドラマが増えてしまいました・・・。
さらにびっくりしたのは、
ソシーの母親は、
キーラ・セジウィックでした!
ケヴィン・ベーコンとキーラ・セジウィックって
夫婦だったんですね。
ほら!
あのドラマ「クローザー」の
主人公ブレンダ役の人です!
このドラマ大大大大好きでした!
この家族最強すぎますね・・・。
ソシーはとにかく素晴らしかったです。
七光りに甘えることなく、
きちんとお芝居に向き合ってきたのでしょうね。
気になった方は是非観てみてください〜。