映画「謎追い男の10日間」10 Days of a Curious Man なんと第三弾!
初めて第一弾の「善き男の10日間」を
観た時は、監督初作品のようでしたので、
まさか三本目まで観れるとは
思いませんでした。
好評だったのでしょうかね。
主人公のサディクは名前を改め
アディルのままでした。
二作目のラストに、
仲間みんなでホテルを経営しよう!
となっていたはずが、
孤独に生きているアディル。
ちょっと話が飛びすぎていて、
ストーリーを忘れていたので、
二作品ともさらっと観返しました。
Filmarks:3.1
Googleユーザー:26%
ロッテントマト:未評価
極個人的好み度:★★★☆☆
Googleユーザーさん辛口ですね笑
第三弾にもなるとネタ切れな感じになり、
ちょっと最初と変わってしまうのは
良くあることですよね。
わたしも「あれ?これ ウルチ・バイラクタル監督?」
と思って確認してしまいました。
簡単に感想を3つお伝えします。
① バイオレンスになっている
確かにヤバそうな登場人物は
今まで何人もいましたが、
アディルが少し凶暴化し、
いつの間にかバイオレンスな作品になっています。
どうしちゃったの?
② 男性たちが気取りだした
正直このシリーズはグラマラスな美女は
たくさん出てくるのに、
かっこいい!!と目がハートになるような男性は、
ほとんど出てきません。
そんな映画ある?
主人公のアディル含め
主要人物はハゲている中年男性ばかりで、
そんなトルコ感も好きでした。
なのにどうでしょう?
この三作目では、
アディルは髪を結ってハゲは見えなくなり、
ボーボーだったヒゲも剃っていました。
アディルを兄貴と呼ぶ男も植毛している設定で、
てっぺんがフサフサに・・・・。
なぜ、そこ変えた?
③ 防犯カメラどうした?
この現代もう世界中どこでも
見張られていますよね。
どこかのカメラ、誰かのカメラが、
何かを捉えている時代になりました。
全て把握されているという未来の映画が
もう現実のものになりました。
なのに、アディルの行為は
全然それに伴っていない。
悪事がバレバレになるはずでは?
そんなに警戒しなくても良い、
治安の良い国と聞いているトルコですが、
こんなに犯罪まかり通ったらダメでしょう。
通信はハイテクなのに、
ちょっと違和感ありましたね。
一作目二作目の登場人物がたくさん出て、
話を面白くしてくれるため、
どちらも観たという方は観ちゃいましょう!
若い美女のプナールに
迫られたり、すねられたりする
薄毛おじさんアディル。
男性の理想も健在です!