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ドラマ「スリーピング・ドッグ -パンドラの箱-」Schlafende Hundeドイツのミステリードラマ
朦朧としながら
トレーラーで生活していた
元刑事の主人公マイク・アトラス。
囚人だった男の兄に襲われ、
さらに住処のトレーラーまで
燃やされたことで、
あることに気づき
自分の過去の行動に
疑問を持ちます。
「スリーピング・ドッグ -パンドラの箱-」
Schlafende Hunde
全6エピソード
(2023年 ドイツ)
この映画を3つのポイントでまとめますと
① 主人公のマイク・アトラスがホームレス
主人公が元刑事というのは、
よくありますが、
主人公なのに路上生活者というのは
初めて観ました。
解決になっていた事件に
疑問を持ち出したマイクが、
権限のない中
再調査を始めます。
だけど、路上生活しながら
調査とはなかなかないですよね。
服もずっと同じで、
汚れたり破けたままです。
② 検事ユーレ・アンダーガスト
もう一人の重要な登場人物は
検事のユーレ・アンダーガスト。
任された事件について
まとめていくうちに
疑問を感じたユーレは
独自に
調べていきます。
③ 誰もが怪しい
映画と違ってドラマシリーズの良いところは
丁寧なストーリです。
登場人物もたくさん出てきます。
謎もたくさんあります。
殺された判事、
自殺してしまった囚人、
マイク自身も忘れている過去もあり、
謎だらけです。
犯人なのか、
黒幕なのか疑わしい人物も多くいます。
囚人に面会にきた男たち。
街の荒くれバッシャー一族。
怪しい探偵。
49管区の刑事たち。
早く事件を終わらせようとするシュテック検事。
そして、マイク自身。
犯罪ミステリーのストーリーの他に
マイクの家族との複雑になってしまった
家族関係などの問題を描いていて、
かなり見応えがあります。
とくに良かったのは、
マイクの娘のティンカ。
主人公の娘としては珍しく
ティンカは太っているのですが
そこにもドラマがあります。
ティンカの純粋さ、
素直さなどか、
上手に表現されていて
またさらに楽しめました。
気になった方はぜひ観てください〜。
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