子鉄が教えてくれた華やかさの裏に隠れた魅力
電車好きの子どもというと、多くの人が「新幹線が好きなの?」と聞いてきますよね。でも、うちの子鉄ちゃんはちょっと違うんです。彼が夢中なのは、宇都宮線や常磐線といった在来線。
最初は「どうして新幹線じゃなくて在来線なんだろう?」と不思議に思いました。でも、彼と一緒に電車に乗るうちに、その理由がだんだんわかってきたんです。
子鉄ちゃんが教えてくれた在来線の魅力
例えば、在来線にはドアの開閉ボタンがあります。子鉄ちゃんはこのボタンを見つけると、目をキラキラさせて「押してみたい!」とワクワク。そして、先頭車両に乗れば、線路の景色がしっかり見えるのもポイント。電車がカーブを曲がるときなんかは、「あっちに曲がるよ!」と楽しそうに教えてくれます。
新幹線のように速くて最先端のデザインも素敵ですが、在来線にはそれとは違う味わい深さがあります。たとえば、常磐線の国鉄カラーの車両を見ると、「昔の電車ってこんな感じだったんだ」とタイムスリップした気分になりますし、相鉄線の新宿駅への乗り入れは、新しい時代を感じさせてくれます。
子どもの「好き」に寄り添うことで見えた世界
子鉄ちゃんと一緒に在来線を楽しむうちに、私も「地味だと思っていたものの中に、こんなにたくさんの魅力が隠れているんだな」と気づかされました。
新幹線のように目立つものだけが魅力ではない。むしろ、在来線のように「気づかないとわからない」個性があるからこそ、発見する喜びがあるんだと思います。
これって、人間関係や仕事にも通じることだなと感じました。表面的な華やかさにとらわれず、じっくり知ることで見えてくる魅力がきっとどこにでもあるんですよね。
まとめ:子どもの好きが広げてくれる世界
子鉄ちゃんの「好き」に付き合ったおかげで、私も在来線の奥深さに気づくことができました。
子どもの好きは、大人に新しい視点を与えてくれるものですね。これからも一緒に、電車の旅を楽しみながら、物事の裏に隠れた魅力を見つけていきたいと思います!