【無職の人生初海外は一人旅】タイ周遊記2日目①:トゥクトゥクでぼったくり&知らん場所に降ろされる… 初海外の洗礼とバンコク三大寺院編
タイ2日目。
タイのスイーツ「パートンコー」
朝からゲストハウスの近くの喫茶店に入る。
PATONGGO(パートンコー)というメニューがデカデカと載っていたから頼んでみる。
チャイティーとパートンコー。
パートンコーうっま。
揚げパンの上にアイスクリームとココナッツ、チョコソースがかかっている。こう文字で書いた時点で、美味くない訳がないことが伝わるよな?
腹ごしらえを終えてから店を出て、観光に乗り出す。
タイの洗礼
2日目に行くところは、三大寺院とその周辺。三大寺院とは、ワット・プラケオ、ワット・ポーと1日目に行き損ねたワット・アルンの三つの寺院のことだ。
そして、今日こそはトゥクトゥクに乗る。あの日本では見たことのない、かなり安全性に問題のありそうな交通手段。あいつに乗らなきゃタイに来たとは言えない。
三大寺院のうち、カオサンロードから最も近いワット・プラケオの方角に歩きながら、トゥクトゥクを探す。
そうしたら、一台のトゥクトゥク運転手と目があった。
トゥクトゥクはすぐさま俺の横へと付ける。
口でワット・プラケオと伝えるが、あまり伝わってなさそうだったから、Googleマップを見せる。OKらしい。
そしてここからが交渉タイム。
運転手は200バーツ(※1バーツ=4円)を要求してきた。
今までタイのトゥクトゥクにもタクシーにも乗ったことないもんだから、相場が分からない。だからどの程度ぼったくろうとしてるのかも分からないから、俺はとりあえず150バーツと言ってみた。
運転手は最初の値段よりも低い180バーツと言ってくる。
俺は170バーツと返す。
そうしたら運転手は首を縦に振り、交渉が成立した。
後々タクシーに乗って相場が分かるんだが、カオサンロードからワット・プラケオまでの距離で170バーツはかなりぼったくられていた。
トゥクトゥク乗車時の景色↓。
ちゃんと捕まってないと普通に車内から放り出されそう。シートベルトなんてものは当然存在しない。
振り落とされないようにしっかり捕まって揺られること約15分。目的地のワット・プラケオに着いた。
代金は事前に交渉しておいた170バーツだったんだが、180バーツ分のお札を渡したら全くお釣りを用意する素振りも見せなかった。
まあ10バーツくらいいいかとそのまま降りて、ワット・プラケオの中へと入っていった。
この時点で俺は、大きな過ちを犯していたんだが、俺はまだそのことに気付いていなかった…。
へ〜、ここがタイの三大寺院の一つか〜と中をあちこち見て回る。
上がワット・プラケオで撮った写真。
だが、ここまでの写真でワット・プラケオに行ったことがある人or写真や映像で見たことがある人は気付いただろう。ここが全くワット・プラケオではないということに…。
そう、ここはタイの三大寺院の一つであるワット・プラケオとは全く違う場所だったのだ。
そのことに気付いたのは、この場所を全て見終わって、次の三大寺院、ワット・ポーに行こうとGoogleマップを開いたときだ。
三大寺院の距離はそれぞれ数百メートルしか離れていない。のにも関わらず、マップで経路を表示したら、なぜか3.6キロも離れているではないか。
どういうことや!
そして今、自分のいる場所を確認したら
表示されたその場所は…
ワットベンジャマボピット。
どこやここ!ワットプラケオと全然ちゃう!
遠いのう!!!!
えっ???????
トゥクトゥクの兄ちゃんにちゃんとGoogleマップまで見せて何回も確認したよね????
ワットプラケオに行くって言ってたよね????
全然ちゃう場所に降ろされてるやん!!!
しかも真逆ぅ!!!
ぼったくられた上に訳分からん場所に降ろされて本来の倍の距離歩くことになりました。
初回トゥクトゥクでタイの洗礼受けました。
仕方ないのでワット・プラケオまで歩きました。
バンコクの三大寺院一つ目「ワット・プラケオ」
そして着いたワット・プラケオ。
さっきの寺院とエリアの広さ、豪華絢爛さのレベルが違うぅ。
確かにさっきの寺院は三大寺院というには小規模だなという気がしたんですよ(ほんとは全く気付いてなかった)
タイって日本と同じ仏教だけど、日本の侘び寂びなお寺と全然違う派手な雰囲気なんだなと文化の違いを感じる。
この壁画の物語について細かく知りたかった。
撮影禁止の本堂内部の装飾や壁画もなかなか凄かった。職人技や。
一通りワットプラケオを堪能して次はワット・ポーに移る。
バンコクの三大寺院二つ目「ワット・ポー」
巨大な涅槃仏があった。
1788年にラーマ1世によって建設された、バンコク最古にして最大面積を誇る寺院らしい。
高さ12m、全長50m、足の裏の大きさは5メートル程もある巨大な涅槃仏だ。
この足の裏の絵は、タイ仏教の世界観を表す108の文様らしい、この文様は、「螺鈿細工」という研磨された貝殻をはめ込む手法が使われているんだとか。
ワット・ポーの時点で結構足が疲れていた俺は、この場所にあると聞いていたタイ古式マッサージを受けることにした。
30分のフットマッサージを選んで受けた。
至福の時間。
バンコクの三大寺院三つ目「ワット・アルン」
マッサージで疲労も回復して次に目指す場所はワット・アルン。三大寺院の最後の場所である。
ワット・アルンは川の向こうにあるから、運賃5バーツを払って渡し船に乗る。
向こう岸に見える塔みたいな建物がワット・アルンなんだけど、なんかディズニーランドを感じた。
船がワット・アルンへと到着。
なんかほら、アラジンとかが集まってるエリアにある建物みたいじゃない?いや順序が逆というか、ディズニーが世界の美しい建造物を真似てエリアを作ってるんだけどさ。俺はディズニーの方を先に体験してるから、ずっとディズニーの既視感を感じてたよ。
そしてこの建物に普通に登れるのがすごい。
近くで見ると細かな装飾がまじですごい。
三大寺院の中でワット・アルンが1番テンション上がった。
Wikipediaを見たら、この建物の創建の記録は残ってないらしい。
最古の記録は300年近く前のフランスの軍人によって描かれた地図の記録らしい。
こんな存在感のあるランドマークの秘密がまだ明かされていないことにロマンを感じる。
三島由紀夫の「暁の寺」っていう小説の舞台にもなってるらしいから、読んでみようかな。
三大寺院を巡って1番感じたことは、とにかく装飾の細かさ、豪華絢爛さの凄さだった。
特にワット・アルン。俺はワット・アルンが1番気に入りました。
三大寺院、美しかったです。
タイ周遊記2日目はまだまだ続く