いつか食べるよ! 憧れスイーツ、クナーファ
パレスチナで作られているところをテレビで放映されていたのを見たとき、私はクナーファの虜になった。中東の伝統菓子、クナーファ。
大きな鉄板の上にカダイフ→ヤギのフレッシュチーズ→カダイフ→ヤギのフレッシュチーズ…と上に重ねて焼き上げ、最後にシロップを染み込ませてできあがる。そのシンプルなお菓子に、心踊った💕
カダイフ(この名前はトルコ語)は「柔らかい」を意味する。小麦粉と水が主な原料で、トルコやギリシャを起源とする細い麺状の生地。「天使の髪」とも呼ばれ、中東や地中海地域でデザートや料理などに使われている。
トルコ辺りでは、ピスタチオも名産なので、ヴァクラバ(こちらも大好き)にもふんだんにふりかけられているピスタチオ入りのクナーファもある。私が見た映像は、たぶん、パレスチナのお祭りのもようで、老若男女、鉄板を前にしてクナーファができあがるのを今か今かと楽しみに待っている様子だったと思う。できたてが食べられるのも美味しい秘訣だ。
「アラビアンナイト」にも登場するこのお菓子。起源は千年も前にさかのぼるというから、私もその昔、できあがりを心待ちにして、鉄板の前にかじりついて見ていたかもしれない、、
クナーファではないが、ハルワ(ヘルワ)は家でお母さんが作るお菓子で、以前トルコの男の子に作り方を教わって作ってみたことがある。
小麦粉をバターで炒めて、そのあとそこに水に溶かした砂糖(シロップ)をまわし入れ、まとめていってできあがる。私は少し焦がし、、まではいかないが煎った感じが好みだった。ハルワにはゴマやにんじん、ドライフルーツ入りだったりと、種類が多い。教えてもらったレシピはシンプルで、実験を繰り返した(私は料理はある意味、実験だと思っている)懐かしいと感じる、中東のお菓子。懐かしさの源泉をたどりたい、、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?