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「駐妻」や「駐夫」のロールモデル

駐妻キャリアnetの取組が日経新聞に取り上げられました。

現在、私の研究テーマである「駐在帯同者が海外でキャリアを継続するための就職活動事情」の調査として実施しているアンケートでも「駐妻/夫のロールモデルがいなくて、相談できず孤独」「駐妻の立場を理解してくれる相談相手(キャリアカウンセラー、エージェントなど)がいない」という意見が多く集まっています。

調査はこちら。11月4日締め切りなので、もし、ご協力可能な方がいらっしゃったら、お願いします!

私も、転職活動を始めるまでは、まったくロールモデルはいませんでした。身近に駐在帯同をしている友人知人はいましたが、専門職(看護師や薬剤師、弁護士、研究者など)で勤務している人が多く、私自身のこれまでのキャリアを照らし合わせたときに、参考にできる方は多くありませんでした。

偶然にも転職活動中に出会った方々が、同じ境遇だったので、それだけで親近感を覚えましたw

日本にいたら共働きなのに、会社都合により生活場所を海外に変えざるを得なくて、さらに共働きを諦めなくてはいけないのは、少し違和感がありました。

帯同者にとって「休職ができる」「再雇用してもらえる」制度を選択するこが多いと思いますが、「休職」とはいえ、キャリアにブランクができてしまうことは否めず、帰国後に満足のいく「共働き」を実現するには、惜しい気がしました。

駐在員を派遣する会社としても、配偶者が日本で生活するときと同じようにキャリアを継続したいという意思がある場合は、それを応援する制度ができるととても良いなと思っています。

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