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「ごめんなさい」を言わせてませんか?

初めに言っておきますが、
「ごめんなさい」を言わせることがダメ!!
と言うわけではないです🙌

例えば、
お友達のものを取ってしまった。
お友達を叩いてしまった。
よそ見していてぶつかってしまった。
というような状況で謝らせないのはおかしいですよね!
そんな時(相手に嫌な思いをさせてしまった時)は、
本人に悪気がなかったとしても謝らせることは必要です🙆🏻‍♀️

今回お伝えしたいのは、
ママ(パパや先生)とのやりとりについてです。
いつも言っているのは、
親御さんや先生との関わりは
練習できるタイミングです。
こういった1対1での関わりで
自ら適切な行動を学習できるように促すのが
私たち親や先生の仕事だと思っています🧑🏻‍🏫

この関係性の間でも外での関わりと同じように
悪いことをしたら「ごめんなさい」を言わせてしまうと
”こう言うときはとりあえず「ごめんなさい」を言えばいい”
ということしか学べなくなります。

例えば、子供が怒ってママに噛み付いたとします。
大体のママは怒りますよね?
「こら!痛いでしょ!」「噛んだらダメ!」と。
他の子にもこんなことをしてしまったら…
という心配のあまり、強く叱ってしまうかと思います。
げどそれは結果として、子どもにとっては
”怒られた”と言う事実しか残りません。
感情的になっている子どもが
”噛んでしまうことはいけないことだからママは怒っているんだ”
と自分で考えて気づくはずがありません。
なんなら”怒られた”ことにショックを受け、泣き始めます。
「え〜んえ〜ん」と泣いている子どもに
「ごめんなさいは?」ととどめの一言⚡️
子どもはここで
”噛みつくことが悪いことだから謝らないといけない!
もう絶対にこんなことするのはやめよう!”
と理解できるでしょうか?
できませんよね!笑

では子どもはどう解釈をするのかというと、
”泣かされた!とりあえずもう怒られたくない!
怖いから言う通りにしとこう!”です。

その結果出た「ごめんなさい」を聞いて
私たちは「よく言えたね。よしよし。」と
怒ってしまった罪悪感からも優しく受け止めます。
これで子どもは、
”この人が怒ったときは「ごめんなさい」と言えばいいのか。”
と学習してしまうわけです。
その結果、”噛み付く”ことは無くなると思いますか?

「ごめんなさい」を言わせるだけでは
不適切な行動は無くならないと言うことが
わかっていただけたかと思います。

「ごめんなさい」を言わせるより先に教えないといけないこと。
それは、
その行動が不適切(してはいけないこと)だったと言うことです。

では、不適切な行動と適切な行動を
自分で判断できるようになるにはどうしたらいいのか。
これは普段からお子さんの行動を分析して、
その行動に適切なアプローチを見つけていく必要があります。

これについてはInstagramのストーリーで
簡単な実践方法を掲載しているので
アカウントページの”実践ワーク”をご確認ください✨

もちろんそんなことは分かっていても怒っちゃうんです!!
と言うこともありますよね😅
私にもよーくあります(笑)
でも自分のその対応は適切ではないと言うことが
分かっていればそれでいいと思います!
そして怒ってしまう自分を責めるのではなく、
「心配のあまり、怒っちゃったよね。
それだけ大事なんだよね〜。」
と自分の気持ちを受け止めてあげましょう♡

あ、これは親御さんに限ったことで、
先生方はプロとして
自分の感情に振り回されないように頑張りましょう!笑

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