適応障害
翌日いつも乗り慣れている地下鉄で
病院に向かう
7分くらいで着く駅
ドキドキする
病院に行くことで緊張しているかと
思ったけど
なんか地下鉄が怖い
閉じ込められるのが怖い
次の駅で降りようかと思った
問診票を書いて待つ
もう涙が出てしまう
話しやすい優しい先生
私の言葉をしっかり聞いてくれる
先生は私の表情をすごく見てる
体調を悪くして早退した時の症状と
検査結果で異常はないです
ストレスかとしれない と
内科の先生に言われたことを話した
「あーパニック発作ですね」
ほんとにストレスだった
「ずっとぼーっとしてしまって
食欲不振が続いてます
なので薬がほしいです」
と伝えた
先生は私の言葉を聞いて
「診断書書きますからね
明日から会社は休んでください」
「とりあえずゆっくりお休みして
また来週きてくださいね」
と言って次回の通院の予約に進んでいる
え、明日仕事なんだけど…
と思うの一緒に
休みたいと思った
「でも休んでしまったら
私もうこれから
仕事できなくなりそうで怖いんです」
「そうなるかもしれないですけど
続けていたらもっと酷くなりますよ」
診断書には「適応障害」と書いてあった
またドキドキしながら地下鉄に乗る
早く部屋に戻りたい
上司にメールした
私の気持ちは言わずに
状況と先生とのやりとりだけ説明した
人事と相談したっぽく
「しっかりお休みを取ったほうがいいと思うので しばらくの間お休みにして大丈夫ですか?」
と返信がきた