ポンコツ看護師が26歳で1000万貯めた方法
はじめまして。
私は看護師4年目の26歳の時に1000万貯まりました。
でも、貯めるまでに順風満帆だったわけではありません。
看護師3年目(当時24歳)の時に職場の精神的ストレスで適応障害になり急遽、病院を退職しました。
その時の貯金額は約450万円ほど。その当時、渋谷のど真ん中で一人暮らしをしていたので、急に仕事がなくなり、絶望しかなかったのを今でも覚えています。
でも実はこの退職が私の資産形成について考えさせられるきっかけでした。
私がどうやって資産形成をしていったのか。私が具体的にどのようにして1000万を貯めたのか。どなたかの参考になれたら嬉しいです。
きっかけ
先ほども少し触れましたが、お金を貯めようと思ったきっかけは退職です。看護師2年半年という中途半端なタイミングで私は適応障害となり休職を2ヶ月間した後に退職しました。
退職した時に考えていたことは、
・仕事を辞めた後、健康保険や住民税、国民年金、失業保険とかどうしたらいいの?
・無職でこれからどうやって生活していくの?
というお金の不安です。国の社会制度についても無知な状態でした。
このきっかけから、自分の資産形成をちゃんとしようと思いました。(その当時は、生きるのに必死だった笑)
そして、「資産1000万貯まったら看護師を辞める」と決意しました。看護師という職業は自分に向いていないと思いつつも、私のスキルは看護しかないので、辞めるなら稼いでからやめようという精神から…
(本田健さんの『決めた未来しか実現しない』という本オススメです)
資産形成でやったこと
①お金について勉強する
お金について全く知識がなかったのでお金について勉強することにしました。
どうやって勉強したかというと、私の場合はファイナンシャルプランナーの資格を取るための勉強をしました。資格取得と同時に、資産形成の知識もつくため私にとっては一石二鳥のやり方でした。私は3級と2級を取得しました。
税金や年金などの社会制度のしくみだけでなく、株式投資や不動産投資、相続や保険についてあらゆることについてある程度知識がついて良かったです。
②家計簿をつける
収入や支出を明確にすることは、資産形成をしていく上では最も重要だと思います。私は飽き性なので手書きや手入力が必要な家計簿は向いてませんでした。
そんな私が使っていた家計簿はマネーフォワードです。しかも年間5,300円を払ってプレミアムコースで。キャッシュレスで生活していれば、自動的に家計簿に反映されて、全く手間がなくとても便利です。(paypayだけ手動だったのが難点ですが)この家計簿はお金を貯めるモチベーションが上がるので、お金を払っても使う価値はあると思います。
③副業をする
これは言うまでもないことですが、お金を早く貯めるためには多くの収入が必要です。
本業収入だけではすぐ貯まらないと思ったので副業でバイトを始めました。私の場合、コロナ禍でコロナバブルと言われるほど高給バイトが山ほどあり、運がよかったです。
看護師のバイトでは、お金だけではなくいろんな場所で働くため経験値も増えます。将来転職の際に、自分がどういう職場が向いているのか検討する材料にもなりオススメです。
私が経験したバイト
・訪問看護
・訪問入浴
・治験看護
・撮影救護
・保育園
・老人ホーム
・コロナ看護
・ツアーナース
・コールセンター
・イベントナース
・ベビーシッター
(私は複数の派遣会社に登録しています)
だいたい都内だと時給1700〜2300円ぐらいです。
私の看護師の友達の中には、キャバクラや夜の仕事を副業でやってる人が多かったです。めちゃ稼げるらしい。
③浪費を減らして、経験に投資する
お金を貯めるには節約も大切ですが、まずは浪費を減らすことを意識しました。浪費とは、無駄遣いです。何かを購入するときに、本当にそれは価値のあるモノかを吟味して購入するようにしました。また、私は良い経験ができそうなこと(旅行)には節約はせずたくさんお金を使いました。
お金は使わないと価値はないので、使いながら貯めることで、楽しみながら貯蓄ができたと思います。
④株式投資を始める
お金を増やすために、労働収入だけでなく不労所得が欲しいと思い、株式投資を始めました。
知識なしで始めるのは怖かったのでFP3級を合格してからネット証券を開設し、つみたてNISAで投資信託から始めました。現在では、日本株を主に購入して資産を増やしています。配当金だけでなく株主優待ももらえて楽しいです。
私の周りに株式投資をしている人が誰1人いなかったのでX(ツイッター)を始めて情報収集するようになりました。いろんな人と一緒に資産形成ができて、これも自分のモチベーションにつながったと思います。
こんな感じで目標を決めてコツコツと増やしていき、2023年3月に予定よりも早く1000万円を貯めることができました。
私が短期間で1000万を貯められた外的要因には
・看護師の資格があり、仕事探しが楽だった
・都内在住で他と比べると時給が高かった
・コロナの時期でバイト求人が多かった
という側面もありますが、20代で1000万貯めることは、誰でも可能だと思います。
お金は使うために貯めることを意識して、これからも楽しく資産形成していきたいです。
1000万貯めてよかったこと
お金より時間が大切だと思っている私ですが、まずは貯金、1000万を貯めてから海外旅行や留学をしようと決めていました。1000万貯まってから仕事を辞めて好きなことをしている現在の私は、他の人とは違う、少し寛大な心を持ってると思います。具体的に言うと、
・私には1000万を貯めれる(稼げる)力がある。頑張れば私はいつでもお金は貯められるという謎の自信がある。
・お金があることで心のゆとりが生まれる。貴重な体験には惜しみなくお金が使える。海外生活でもお金のゆとりを持った生活ができる。
なぜ仕事を辞めるまでに1000万を貯めることにこだわったのかは私にもわかりません。1000万という響きがカッコいいからですかね笑
サイコロジーオブマネーという有名な本にはこのように書いてます。
お金があれば、自分で時間をコントロールをして、チャンスの時にすぐ行動できる。
(著書には目的のない貯金をしろと書いていますが、淡々とお金を貯めるのは貯めるモチベーションや行動につながらないので、目的のない貯金よりは目標のある貯金の方がいいと個人的には思ってます)
お金を貯めることは目的ではなく、目的を達成するための手段です。
ピンチはチャンスに
東京都内の大きな病院(サラリーマンでいう大企業?)で働いていましたが、精神的ストレスで退職。これは私の人生における挫折であり、ピンチな場面でした。
ですが、この出来事があったからこそ、会社に依存しない自由な生き方や、資産形成について考えるきっかけに繋がりました。
人生は自分の行動次第でいろいろ変わると思います。ピンチはチャンスに。私のこの記事を読んでいる人の中に、今ピンチの人がいるならば、ぜひ、これはチャンスだと思ってぜひ行動して見てほしいです。