クリックしていただいてありがとうございます。 宮下奈都著『羊と鋼の森』文春文庫 読了したので、簡単に感想を残します。 あらすじ感想(ネタバレを含む) この小説はピアノを題材にした小説です。 読み進めた中で感じたのは、文章に表現される"音”を理解し得ないもどかしさでした。 私はピアノとチェロを弾いていました。 チェロの方は弾いていて結構"理想の音”というものがあって、それを目指して練習したし、都度納得のいくものを作り上げていくことができたのですが、ピアノの方は
クリックしていただいてありがとうございます。 恩田陸著『ネバーランド』集英社文庫 お気に入りの一冊なので、なぜお気に入りなのか考えてみたいと思い書いています。 あらすじ感想(ネタバレを含む) 松籟館に居残りを決めた美国、寛司、光浩、統の4人は、それぞれ秘密を抱えています。 美国は、父親の不倫相手に連れ回され、額を引っ掻かれた時の赤い爪がトラウマとなり、女性が怖いと感じるようになりました。 寛司は、離婚間近の両親がいて、自分の人生を尊重されないことに憤りを感じて
クリックしていただいてありがとうございます。 初投稿ではないですが、自己紹介をしたいと思います。 しかし、私は自己紹介が苦手なので、何度も編集してゆっくり完成させたいと思います。 自己紹介性別…女 年齢…22 好きなこと…ピアノ、チェロ、読書 仕事…子ども関係のパート(ドクターストップ中) 資格…社会福祉士、保育士 その他…双極性障害(二級) noteに書いていきたいこと …小説の感想と、その他は未定 ここまで読んでいただきありがとうございます。 も
クリックしていただいてありがとうございます。 中村文則著『何もかも憂鬱な夜に』集英社文庫 お気に入りの一冊なので、感想を残しておこうと思い書いています。 あらすじ感想(ネタバレを含む) 印象的なシーンはいくつかありますが、一つ挙げてみます。 山井の控訴期限が明後日に迫る日、刑務官である「僕」は山井の元を訪ねます。 「なぜ、殺したんだよ」という「僕」の問いに、山井は時間をかけて「セックスがしたかった」と答えました。そして、「俺は、そういうところにいたから」「昔