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ミーティングで本音の意見を言い合える方法

皆さんのチームの話し合いは、

・参加者全員が発言していますか?

・活発に意見がでてますか?

・健全な衝突はありますか?

せっかく時間をつくって集まった話し合い。

有意義な時間にしていきたいものです。

・マイナス面について話し合うのは難しい。

・なかなか本音で話せない。

・当事者という立ち位置でない。

というお話もよく伺います。

 

そこで大切になるのが、「心理的安全性」

「心理的安全性」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 

組織行動学を研究するハーバード大学の

エドモンソン教授が提唱した考え方なのですが、

Google社が取り入れたことで、

世界的に知られるようになってきました。

 

意味をよく知らない人が耳にすると、

「あまりヌルい雰囲気で仕事をされても困るんだけど…」

という印象を抱いて敬遠してしまう人も多いのではないでしょうか。

でも、本当の意味での心理的安全性とは、そのような意味ではありません。

 

本当に心理的安全性が保たれている職場について、

わたしは石井遼介さんの『心理的安全性のつくり方』

(日本能率協会マネジメントセンター)

から引用して説明しています。

 

石井さんによれば、「心理的安全性」が高い・低い、

「仕事の基準」が高い・低いという4象限でとらえ、

心理的安全性と仕事の基準の両方が高い職場がよい職場、

すなわち「学習する職場」と定義しています。

 

さらに、学習する職場で言われているのは、

「健全な衝突と高いパフォーマンス」と「学習して成長する職場」です。

 

ただ馴れ合うのではなく、ぶつかり合うのでもありません。

目的に向かって、ときには衝突することもよしとする。

 

そして、お互いが高いパフォーマンスを発揮し合えるように協力関係を結び、

ときには耳が痛い話も受け入れる土壌がある職場ということなのです。

 

このような職場だからこそ、

いままでの自分を超えて成長することもできますし、

チームも成長することができるということにもなります。


 では、心理的安全性を妨げるものは何だと思いますか?

皆さんの会社やチームの様子を思い浮かべてください。
このような行動をとる人はいませんか?
その人は、どうしてその行動を選択するのでしょう?

・必要なことでも、質問、相談しない
 → 無知な人だと思われたくないから

・ミスを隠したり、自分の考えを言わない
 → 無能だと思われたくないから

・必要でも助けを求めず、意見や提案を控える
 → 邪魔だと思われたくないから

・議論せず、率直に意見が言えない
 → 否定的な人とおもわれたくない

いかがでしょう?
周囲の行動、または自分の行動を振り返り、
思い当たることはありますか?

心理的安全性とは、
組織や集団の中でも本来の自分を発揮できる環境のこと。

対人関係上のリスクをとったとしても安心できるという
共通の思いを共有する。

出発点が大切ですね。






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