見出し画像

【11/5まで】ART SESSION by 京都 蔦屋書店。

京都 蔦屋書店で開催中の「ART SESSION」たいへんおすすめです。規模としては小さいですが本当に良質で、商業施設のアートイベントとは思えないクオリティ。

6F アートウォール 真田将太朗さん
左「Layer of Landscape.Kyoto」右「Layer of Landscape.Tokyo」

特に5Fは「現代アートシーンを牽引するアーティストたちによる大型作品を中心に展示」とのことで、1コーナーながら何回も見に行ったぐらい素晴らしかったです。

あとで調べようと思っていた作家さん記録しておきます。


ART SESSION 展示作家① 江上越

ほんと素晴らしくて見とれた。この方を入口で見たから引き込まれた。これ無料で見られてありがとうございました。

1994年千葉県生まれ、日本、中国、ヨーロッパを中心に活躍し、展覧会にて作品完売を続けている今話題の若手作家。ドイツHFG(The Karlsruhe University of Arts and Design)、北京・中央美術学院へ留学。

豊富な海外体験からコミュニケーションの可能性を再考し、言語の起源を含むさまざまな学問領域から探求している。とりわけ、言葉による社会の再考に傾注。彼女の「プロジェクト」は、そのサイトスペシフィックな現地調査と文献資料で国際的にも高い評価を得ている。

WHITESTONE より

WHITESTONEというのは、世界各地に拠点のあるギャラリーさんで、日本だと銀座と軽井沢にある。私の大好きな香港と韓国にもある!

ちなみに2021年には銀座店で個展も。

ART SESSION 展示作家② 鈴木雅明

この方の作品、どストライクでした。完全に好みのタイプど真ん中。

夜とか光とか、私はそういうとこに棲息している人間なので、個人的にすごく惹かれる作品でした。個展あったら見に行きたいなぁ。

1981年生まれ。2004年に名古屋造形芸術大学洋画コースを卒業し、 08年に愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻を修了。「光」の表現に深く向き合いながら制作を続けています。05年にはシェル美術賞のグランプリを受賞し、一躍注目を集めました。

10年頃より、自身の制作に改めて向き合う時間が必要と考え、注目されてきた「夜景」シリーズを一度封印。外光の影響を受けない暗室で、限られた光源から照らされた針金や球体など、複数のモチーフを組み合わせた机上を絵画に描いた、新たな「机上の光」シリーズの発表を行っています。

22年3月には個展「都市の光 / 机上の光」を神戸元町 歩歩琳堂画廊にて開催しました。

OIL by 美術手帖 より

ART SESSION 展示作家③ ジュリアン・オピー

欧米の方っぽいと思ったらやっぱり欧米の方だった。プロフィールにもあるんだけど、ものすごく特徴があるけど、とても馴染むし親しみがある。そしてとにかく色がきれい。

1958年イギリス・ロンドン生まれ。1983年ロンドン大学ゴールドスミス校 (Goldsmiths, University of London)を卒業、その後もロンドンを拠点に活動する。

オピーが用いる独特の表現体系は一目でオピーによるものであると認識ができ、表現という概念をもって自身が芸術的に重要としているもの、そしてイメージがいかにして知覚・理解されるかということが反映されている。

美術手帖 より

過去にはオペラシティで個展もやってらっしゃる。

ART SESSION 展示作家④ 中村萌

かわいいけど尖ってる。こういうの好きです。なんと丸太から削ってるんだ。

1988年東京都生まれ。2010年女子美術大学美術学科洋画専攻卒業、12年女子美術大学大学院美術研究科美術専攻修了。

クスノキなどを丸太の状態から削り出し、油絵具で彩色する方法で制作を行う。植物や雲をまとった妖精のような姿をした作品は愛らしく、そっと目を閉じたり、片目を瞑っていたり様々な表情を見せる。

美術手帖 より

ART SESSION by 京都 蔦屋書店 展示作家⑤ 山口歴

めっちゃカッコいいなぁと思ったらブランドさんや企業さんとのコラボたくさんしてらっしゃるすごい方でした。

山口歴は1984年生まれ、東京都渋谷区出身。2007年に渡米し、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動している。

絵画表現における基本的要素「筆致/ブラシストローク」の持つ可能性を追究した様々な作品群を展開。代表的作品群「OUT OF BOUNDS」では「固定概念・ルール・国境・境界線の越境、絵画の拡張」というコンセプトのもと、筆致範囲を制限してしまうキャンバスの使用を止め、筆致の形状自体をそのまま実体化する独自の手法によって、ダイナミックで立体的な作品を制作し続けている。

 美術手帖 より

「+81 Gallary」というギャラリー(NY・原宿・京都)の東京オープン時にかなり大規模な個展をやってらっしゃいます。

ART SESSION 展示作家⑥ 真田将太朗

こちら5Fではなく冒頭に写真を載せた6Fアートウォールの方です。

真田将太朗は、現実の風景から抽出した要素を徹底的に抽象化し、「新しい風景」の創出をテーマに制作を続けるアーティストです。

東京藝術大学美術学部を2024年3月に卒業し、現在は制作活動を行いながら、東京大学大学院学際情報学府にて、人工知能による表現の拡張と、人間ならではの創造性の根源を探求しています。

銀座 蔦屋書店 より

今年の夏に銀座の蔦屋書店でもアートウォール個展をやってらっしゃいます。

まとめ

ということで、めずらしく京都のおすすめSPOTでした!

じつは今日、初めてアートフェアに行ってきまして。現代アートに対するアンテナがダダ上がりしてるところでこの展示に出逢ったので楽しくて仕方ありませんでした。

私がこれまで行っていた美術館での展覧会じゃなくても、現代アートにはまだまだ知らない超すごい人たちがいっぱいいる。ってことは、まだまだ奥深い表現に出会っていけるわけで、現代アートの魅力は底しれない。

まずはこのご縁から、気になる作品、作家さん、ギャラリーを都度チェックしていきたいと思います。

#現代アート #展覧会 #アート #江上越 #鈴木雅明 #ジュリアンオピー #中村萌 #山口歴 #真田将太朗 #蔦屋書店 #京都 #アート巡り #展覧会巡り #note毎日更新 #毎日note #note連続更新

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?