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アート旅の記録[4] 直島 家プロジェクト
アート旅の記録をしています。
【バックナンバー】
・アート旅の記録[1] 豊島美術館
・アート旅の記録[2] 李禹煥美術館(直島)
・アート旅の記録[3] 地中美術館(直島)
今日も直島、エリア変わって本村地区の「家プロジェクト」。
ベネッセアートサイト直島 家プロジェクト
美術館とはちがって各家を歩き回る感じがスタンプラリーみたいでワイワイと楽しかった。古い日本家屋を改造していて「古き良き日本の歴史×最先端の現代アート」というここでしか味わえない雰囲気を堪能できる。
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概要
・点在する空き家をアート作品として蘇らせるプロジェクト
・それぞれ作家さんが違うからまったく違った味がある
・解説があったほうが楽しめそうだからツアーもおすすめ
・各家のチケット確認と案内はさまざまな地元民が担当されている
・通りすがりの家の外観にも別プロジェクトらしきアートがあった(末尾参照)
・ぜんぶで7ヶ所「きんざ」はチケットとれず断念
・「きんざ」は豊島美術館の作家さん内藤礼さんだったから見れず残念。
・護王神社と石橋は時間切れで断念
以下、わたしが入場したもののみメモ。
本村ラウンジ&アーカイブ
・ベネッセのリムジンバスの本村港バス停から3分
・家プロジェクトの事務局でインフォメーションみたいなところ
・元スーパーをリメイクしている
・家プロジェクト関連グッズが販売されている
・荷物を預かってくれる(チケットも購入可能)
・帰りにクローズ時間すぎても少し待たせてくれた
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角屋
・復刻した家屋に数字のアート
・水の中にさまざまな色のデジタル数字カウンターがあり、別々の速さで動く
・数字の速さは住民のみなさんが好きに決めた
・レトロな家屋にデジタルな数字があるコントラスト
・ただ数字が繰り返されているだけだが時の流れを感じさせる
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碁会所
・正面に石の庭があり、手前は左右に同じ座敷が並ぶ
・庭に椿が植えてあり、座敷の一方に木彫りの椿の花が散りばめられている
・木彫りの椿の美しさと同時に生と死のコントラストを表現
・椿の命を感じながら、古い家屋からは人間の歴史も感じる
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南寺
・暗闇のなかで「静」を感じる無の時間
・中に入ってから目が慣れていくまでの時間は珠玉の沈黙タイム
・ただし入るときは暗すぎて怖い
・驚かすことが意図でないなら事前に趣旨説明がほしかったかも
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はいしゃ
・歯医者さんの家屋を改造
・大竹伸朗さんらしいサイケデリックなアート
・塀に(偽物だけど)歯が埋まっててややグロい
・2階の自由の女神がデカくてこわい
・おもしろいけど理解はできないw
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石橋
あとで更新。
アクセス・入場
・入場はチケット必須。
・鑑賞時間の目安は1時間半ぐらい
・いくつかは共通チケットで入れて、いくつかは個別チケットが必要
・2ヶ所をのぞいて徒歩1分以内ぐらいに集約されている
・あとの2ヶ所も3〜5分ぐらいでいける
関連記事「アーカイブ」(あとで絶対読む)
2022.06.06 物理的な計測を超えたジェームズ・タレルの感覚的な尺度――「バックサイド・オブ・ザ・ムーン」
2021.08.25 「2,000個の陶器製の歯」が出迎える――大竹伸朗「はいしゃ」追加制作ドキュメント
2021.07.05 変化し続ける襖絵――千住博「石橋」
【余談】直島ルカコ/naoshima695(JOIN ART)
・家プロジェクトのエリア内にある参加型アート
・あとから調べたら謎のアート集団「JOIN ART」による
・直島の貝とBB弾でつくったアート
・家プロジェクトとはまた違った雰囲気でインスタ映え写真とって遊べる
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まとめ
ということで、もう旅から戻っていることもあって、だんだんちゃんとしたレビューになってきてるが一応旅ログでした。笑
家プロジェクトは見られなかったものもいくつかあったから、次回行けたらいいな。
個人的にチケットが取れなかった「きんざ」そもそも予約数が少ないから仕方ないが、あとで調べたら豊島美術館で惚れ込んだ内藤礼さんの作品とのこと!次回は絶対見たい。おかげでまた直島に行く理由ができた。
家プロジェクトは家屋を順番にまわるので基本屋外にいる感じ。今はベストシーズンで待ち時間や移動も気持ちよくてラッキーでした。
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