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2025/02/02(日)去年の今日は鬱のブリザードの中にいた

 4時半に起きた。今日は2時にも一度起きてまた寝たのであまりしっかりと熟睡できなかった。車を運転して奈良にキャンプに行ったり、実家の隣にショッピングセンターができたという夢を見た。また、寝てはいけない状況のなか眠くてしょうがなくうたた寝をする夢も見た。夢の中でもうたた寝をするなんてもうのび太くんになった気分だ。確か彼もひるねの夢を見ながらひるねをしていたというエピソードがあったと思う。

 今日は東京地方雪かみぞれが降るというので、まだ降らないうちに買い出しに行こうと思って5時ごろ外に出ると冷たい雨がすこし降っていた。フードをかぶってコンビニに行って朝ごはんとタバコを1カートン買ってきた。

 最近は国からのお達しが出たとかでタバコをカートン買いしてもライターをつけてくれなくなったのだが、今日行ったコンビニは珍しくつけてくれた。ありがたい。まあ私は喫煙用ライターはおフランス製のBICライターのシュッ!とするフリント式と決めているのだが、もしガスが切れたらありがたく使わせていただこうと思う。

 買い出しから帰ってきてコーヒーを淹れて、ローソンのナポリタンを食べたのだがこれがたまげるほど美味しくなかった。現在うちの周りにはやたらとローソンばかりあって仕方なくローソンで弁当を買ったりしているのだが、どれもこれも本当に美味しくない。

 以前住んでいたところは目の前がセブンイレブンで、セブンはセブンで上げ底だの容量が小さくなっただのいろいろ言われていたけどまずいってことはなかった。そう考えるとセブンイレブンって弁当のレベル高かったんだなと思った。

 昔はコンビニといえば1番手がセブンイレブンで2番手がローソンで3番手がファミマだったけど、最近は2番手と3番手が完全に逆転し、ファミマがセブンを脅かすところまで来ている気がする。セブンは弁当も品揃えも正統派だよね。だからこそ安定していて近くにあると安心する。ファミマは弁当やスイーツなど研究努力を怠らない印象。店内で淹れるコーヒーも安くて美味しい。その点ローソンは特色が無い。店内も他所に比べて狭くてうす暗い気がする。もしかしたら他所より狭い面積のテナントにも出店する方針なのかもしれない。あと店員もいつ行ってもくたびれたおっさんしかいない(これはうちの近くの店だけだと思うけど笑)

 ここまでローソンの悪口を並べ立てたわけだけど、本当にこのままじゃ4番手のミニストップにも店舗数は無いにしても満足度じゃ抜かれるんじゃないか?ミニストップの方がソフトクリームを食べられたりフローズンヨーグルトっていうおいしいアイスを売ってたり特色あるしね。

 いま試しにコンビニの顧客満足度ランキングを調べてみたら1位はダントツでセイコーマートなのね!そんで2位がヤマザキデイリーで3位がファミマ。なるほどねえ、分かる気がする。私もおととしの秋に1ヶ月間札幌に住んでいたときがあったけど、そのときにセコマは堪能させていただきましたよ。HOT CHEFでカツ丼とかザンギとかあったかくておいしいお弁当を安く提供してくれるし、パック入りのスパゲティもおいしいし安い!カルボナーラの濃厚な牛乳感は忘れられないね。飲み物もリボンナポリンガラナカツゲンサッポロクラシック等北海道限定商品がいっぱいあって毎日行っても飽きなかった。セコマは北海道と茨城県と埼玉県にしか無いけど、ほんとうちの近くのローソンもセコマにならねえかなと思う。

 でも個人的に好きなコンビニチェーンはポプラね。大学時代最初に住んだ雑司ヶ谷近辺にはぽつぽつポプラがあって利用していたんだけど、ここは弁当買うと店員さんが炊飯器からご飯をよそってくれるんだよね。大盛りにするともうフタがはち切れんばかりにご飯を詰めてくれて、それが食べ盛りには嬉しかった。またポプラのお弁当(ポプ弁)食べたいなあ。

 また、毎日話題にしていた奥歯の腫れも少し落ち着いてきた感がある。少しだけ噛めるようになってきた。やっぱりトイレ掃除をして願掛けをした甲斐があったね。

 今日は雪が降るっていうから朝からちらちらカーテンを開けては空模様を見ていたんだけどちっとも降らないね。Twitterを見ると高尾山は少し積もっているらしいけど23区はみぞれにすらならなかった。やっぱり雪の匂いがしないもんね。やっぱりこれがしない日は降らない。せっかくすっころぶ都会民を横目に雪道をざくざく上手に歩いて雪国マウントでもとってやろうなんて思っていたけど残念だ。

 そんなことしてたら18時になった。NHKをつけると以前マンネリ気味?と言い放った『ドキュメント72時間』がやっていた。そしたらなんと取材先が新潟県は長岡市のファストフードのドライブスルーじゃないですか!これは少し見なけりゃならん。しかもこの店はフレンド喜多町店といって、一説には日本で初めてドライブスルーを採用した店舗らしい。

 見ているとああこんな爺さ(じさ)や婆さ(ばさ)いるいるとなんとなく郷愁に浸れる。新潟の人は「せつない」という言葉を辛くて胸が締め付けられるようだ、という意味で使うのだが、その通りに使用している人や長岡弁の独特なアクセントが懐かしい。

 あとやっぱり今日番組を見ていて思ったのは、長岡でドライブスルーを採用したのは「雪が降ると外に出るのがめんどくさい」人が多いからだろうなということだ。というかこの「冬は雪で外出がめんどくさい」という感情は雪国人に染み込んでいる気がする。内にこもる県民性だったり、冬は外にも出られないしマンガでも描いてみるかと有名漫画家を多数輩出しているのも全ては外に出るのが億劫。これから来ているのではないかと思う。

 ところで、この今日の番組で(再放送だったらしいけど)取り上げられたフレンドというファストフード店は新潟のB級グルメであるイタリアンを売っているお店だ。しかしこれはなかなか変わった食べ物である。焼きそばの上にミートソースがかかっている。これだけ!この和食なのか中華なのか洋食なのか微妙な食べ物だけど、まあわたしはたまに食べる分には珍しくておいしいと思う。最後に食べたのは5年くらい前だけど、今思えば家でも全然作れるなこれ。イタリアンを売っているチェーンでも下越は「みかづき」派、中越は「フレンド」派とかいろいろあるらしいけどうちの地元にはどっちも無かったからその派閥争いについてはあまりよく知らない。

 せっかくだから長岡ネタをもう一つ書かせていただく。早いもので2月になりましたね。青春時代の数年間を長岡で過ごした者として2月になると食べたくなってくるものがある。それがシュークリームだ。長岡駅大手口を出て歩いて5分くらいのところに美松という洋菓子店があるのだが、この店が2月になるとすっとんきょうなお祭りを始めるのだ。

 それが美松のサンキュー祭りといって、2/1から2/28までシュークリームをサンキューにかけて1個39円で売り始めるのだ。これが始まると長岡市民は大挙して店の前に行列を成す。もちろん私も当時並んだ1人であった。この祭りの最中にはシュークリームは10個入りの箱買いがデフォルトになるのだが、私は学校帰りにこれを3箱もぶら下げて近くにある当時通っていた塾に向かい、そこで1箱半くらいを平らげ、残った分は実家へのお土産にしたものである。短時間にシュークリームを15個も食べていたなんて今となっては信じがたいのだが、中高生の食欲は恐ろしいものである。今日はあの少し小ぶりな白いカスタードのシュークリームが少し懐かしいなあと思った。

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 今日はちょっと長くなっちゃうけどもう一つ書かせていただく。実は去年2024年の2/2は特大の鬱のブリザードがやってきた日で、本当に去年の今頃の俺は「死にたい」しか頭になかったと思う。でもそこからなんとか這い上がって、その後は小さい波はあったものの最近ではわりとメンタル的に安定した日々を送ることができている。ここに書いている日記がどれくらいそれに寄与したのかは分からないけど少なくとも自分を客観視するのには役に立ったと言えるだろう。本当に日記を書き続けてよかったと思う。

 ちなみに日記は去年の2/5から書き始めたのだが記念すべき初回をここに貼っておく


どうやら去年の今頃の東京は雪だったようだ。これを見るに、鬱のブリザードは3日間吹き荒んで止んだようだ。この日はなんだかすっきりしたようなことを書いている。性欲も生まれたなどというのは我ながら羨ましいことだ。

 もちろんこの日の後も鬱は続き苦しい日々がもう何週間も続くのだが、一番辛いのは3日間なんだよね。こういうのが分かるのが日記の利点だろう。また、今年の2/5以降は「去年の自分はどうだったかな?」という新しい日記の楽しみ方ができるようになる。今の私にとってこれが何よりの楽しみなのだ。去年の自分が言っているように、双極性障害を敵視せず受け入れ、共生する。これを守れば案外うまくやっていけるかもしれないね

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