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#26:2024年9月米国消費者物価指数(2)


イントロ

昨日の(1)で、2024年9月の米国消費者物価指数が市場予想を0.1ポイント上回ったことを書いた。このことは株式市場や為替市場にどのような影響があったのだろうか。

各市場関係者の意見

ブルームバーグが各市場関係者の意見をまとめた記事を出していたのだが、題名としては「悪い方向」と書かれていたものの、下の方までスクロールすると「そこまで悪い結果ではない」ニュアンスの方もいたり、市場予想との0.1ポイントの差というのは人によって評価の分かれる範囲内ということなのだろう。

株式市場の反応

では、昨日の消費者物価指数の結果を受けて株式市場はどう反応したのだろうか。NYダウは57ドル安になった。ただ、これは消費者物価指数の影響だけではなく、失業者に関する雇用指標(詳しくは知らず、勉強する必要がある)が悪化したことも要因だったようだ。

金融政策の方向性

金利に関しては、米国は現状で利下げが進行中であるが、株式市場と同様の理由から、利下げを停止する可能性についても議論が行われているとのこと。

結論

こうやって記事を読んでいくと、結論としては消費者物価指数は悪い結果ではあったものの、市場予想+0.1%、前月比▲0.1%という動きで、動向を注視する必要はあるものの早急な対策が必要であるという状況ではない、といったところなのではないだろうか。

指標と株式市場、金融政策の関係性を巡る勉強は始めたばかり。来月の動きも忘れずにチェックして、理解を深めていきたい。

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