【ゲーム開発】SpineとAffinityで2Dアニメーションを掌握しよう
どうも、インディーゲームクリエイターのテトラです。テトラさんだよ〜
わたしは普段、シトロンワールドという2DアクションRPGを作っていますが、最近開発に関して、方針を変更したことがありまして。
いままで512ピクセル平方の2Dキャラクターをセルアニメのように1コマずつ書いていたのですが、開発開始から1年以上経って「Spine」に移行することにしました。
当初からボーンを入れたアニメーションも頭にはあったのですが、思ったように描画できないのでは?といった理由で避けていました。
しかし最近手書きアニメのあまりの作業量と再利用性(他のモーションへの流用)のNASAに焦りを感じ、背に腹はかえられぬのじゃ〜と改めて2Dアニメーションの実現手段を探る中で結局ボーンでのアニメーション、Spineに行き着いたわけです。
Spineを買ってしまおう
Spineとは?
言うなればLive2Dっぽい、しかしゲーム特化のアニメーション作成ツール。チュートリアルにもゲームで使う素材が確認できます。
Unityに持っていけば、制御がスケルトンというデータとなり、アニメーションをデータとして扱え、タイムラインでも使えるようです。
そして早速ですが、Spineちょっと練習ということで作ってみたうちのこの武器変形モーションです。
Spineを買ってだいたい1日使い倒しただけでなんとなく使い方がわかりました。
今までセルで描くのがしんどくてやる気が出ず、作れなかった変形アニメがたった数時間で出来てしまい希望がムンムン湧いています。あとで書きますが、素材作成もそれほど難しくないし、「ああもうこの先毎フレーム描かなくていいんだな〜」ってだけで最高です。まだ使いこなせていない機能もあるので、さらに効率化もできるかも。
現代、作りたいアニメが10000円くらい($69)(メッシュなどの高度な機能が欲しいなら$329、アップグレードも可能)の買い切りソフトを買えば作れる時代でした。迷わず買おう!
Affinityを買ってしまおう
Affinityとは?
上の引用はPhotoshopに該当する「Photo」の説明ですが、Illustlater,XDに相当する「Designer」「Publisher」もありますし、セットで買いましょう。ちなみにバージョン2なので2が付きますが、この記事では省いてます。
登場以来Adobeの代用として人気で、テトラさんもずっと使ってる超絶おすすめソフト。(テトラさんはこのプロジェクトに関するほぼ全てのデザインをAffinityで行っている)
機能はAi,Ps,Xdと遜色ない上、3本まとめて永久ライセンス買い切りで25000円という向こうの年間サブスクより安い超破格値(Adobeコンプリートは年パス7万)、しかもたまにセールもあるという、全人類買う理由しかないやばいソフトです。迷わず買おう!
めっちゃおすすめしてますが、回し者ではないので安心してください。
先ほどの項に載せたアニメーションの素材は「Clip Studio Paint」で描き、「Photo」でSpine json(Spineでインポートするもの)を作っています。
PhotoShop等はプラグインで書き出すらしいですが、なんとAffinityの書き出しペルソナにはデフォルトでSpine形式のファイルを書き出してくれる機能があります。インディーゲーム開発者に優しすぎる。
作り方は省きますが、たった2つ(クリスタ含めたら3つ?ちなみにあちらはiPadなのでサブスクしている)のソフトでもう2Dアニメーションを掌握できました。最強だ〜!
あとはUnityに実装して、行動にエフェクトやら機能をつけていけば、キャラクターができることが増えていきます。Unityへのインポートはまた記事にするかもしれません。ゲーム開発、た〜のし〜!
おわり
てなわけでSpineとAffinityの簡単なおススメでした。
今後も開発関連での情報発信など続けていきますので、よろしければフォローやスキ!、Twitterフォローなどでプロジェクトの応援よろしくお願いします!