避暑地のハズが、暑くて眠れない件
地元がある、北の大地に帰省している。
避暑地に来たはずなのに真夏日で驚愕した。
北海道の夏は、暑くても風が涼しい。
ジメっとした蒸し暑さとは(ほぼ)無縁。
カラッとした暑さを、うちわを仰いだり、窓を開けることで和らげる。
そのため、クーラーを設置していない家が今でも多く、実家も例外では無い。
(クーラーが無い分、暖房器具は充実させている)
しかし、昨日は夜になっても気温があまり下がらず、窓を開けても風が弱くて家の中が蒸し暑かった。
自然と扇風機の近くに吸い寄せられていく。
扇風機から離れると、岩盤浴の如く汗が滲んでくる(汗っかき)。
息子も汗ビッショリで「この場所、見覚えあるぞ?」と言いたげな自信に満ち溢れた顔をしながら、パタパタ歩き回っていた。
一番の問題は就寝時だった。
ひんやりタイプのシーツを広げ、保冷剤をガーゼで包んで枕元に置き、窓を少し開けても未だ暑い。
リビングで活躍していた扇風機を拝借して布団の足元に設置し、左右に風を吹かせる。
それでも、じんわりと顳かみに汗が滲んできた。
息子は汗だくになりながら、ぐっすり寝ている。
寝ている間に熱中症や脱水症になってしまわないか気になって、現在進行形で眠れない。
今住んでいる家は、クーラーのお陰で日中も夜中も涼しく過ごす事が出来る。
クーラーが苦手だったけれど、今こそクーラーを召喚したい。
外から聞こえる秋の虫の音に耳を傾けつつ、息子を見つめながら、もう一度寝てみるとしますか。
飛行機に乗るのは4回目だったけれど、息子はギャン泣きしないだろうか。
横に座る方が優しく見守ってくれたら嬉しいなあ。
ぐっすり眠ってくれるとベストだなあ、と毎回ドキドキ。
今回も、離陸時から着陸して飛行機の席を立つまで熟睡してくれて大勝利。
内心ガッツポーズを何度しただろう。
横の座席の方が「お利口ちゃんだねえ」とニコニコ声を掛けてくれて嬉しかった。
ママとっても助かったよ、ありがとう。