【小説】 やめようとしたけれど
やはり書こうっと!
仕事の面接が何件か決まっていた
①離婚届をどうするか
②どこに住むのか
③死にたい衝動が大学ぶりにオトズレタ
④息が張りつめるように苦しい
そもそもの原因は
機能不全な家庭で育った佳世子だが
それなりに
愛されていた気がする
で、ズルがしこく弱虫な池田君は
弁護士の力をかり
勝手に旧姓と結婚した苗字のハンコまで
ご丁寧に用意して
私が割り印してないのに
割り印までしてあった
これって立派な事件だよね?
って変な人は世の中いるもんだと考えながら
犯罪者はにこやかに生きているようだ
もし、佳世子が本当に約束の紙を
出せば、少しは事態は変わってくれるかな?
なんて思う今日、
なぜか父はご機嫌だった。
本こうてきた
どうしたの?
佳世子みたいに頭打った?
なんて思いながら
差し出された本は
アスペルガーの本
仕事の役にたつかも知れないからと、、、。
お父さん!
私はアスペルガーじゃないけど
そうなの?
病名を言った
どうでもいいような
ちらっと本を見た
小さい内に気づくと
大人になってから荒波にのまれにくく
なる。
そこは同じかも。
本を読むことが大好きだった。
大学時代も、図書館だけは行った
三田にある
英会話学校でも
そこの大学の図書館をみていいことがわかると
図書館にのぞいてみた
でかすぎる!
図書館が、、、。
何回か入ったが
お気に入りの本は見つからず
なんか、歴史的なものがあったような
へーこれ
社会の本でみたような
って言うぐらいミーハーな子だった
海外には短期留学で
高校生の時、行った
日本は自己主張をすると
目立ちすぎるとなんか居心地が悪くなると
佳世子は
アメリカで言った
だったら
こっちで暮らしなさいと言われたあの日から
もう何十年。
昔は自己主張も強く
自分軸を持っていたことを忘れていた
よく思い出すとアルバイトもしていた
二次障害
それは大学の時
起きたから仕方ないことだけど
大学の友が佳世子の未来までも傷つけていいわけないと
もう45歳だけど
そう思いながら
明日
どんなに佳世子に槍やオノがふろうと
知らぬ顔をしている
池田を思うと
佳世子に死ねと言った人が
この世にいても
頭から離れないモヤモヤかんは
やはり記事にしてもらいたいと
思うようになった
反応しない考え方の本を大切に読むね
と、あの時も
それからも読んだことにしていたが
実はブッダとか宗教の教えからのなんちゃらに
まったく
興味がない佳世子は
相変わらず
読んでいないし
お前に洗脳されてたまるか
ぐらいの、本当は
図太い神経の持ち主だと
気づいた今日。
やっぱりあの時と今も
あいつはアイツだと
ちょっとコバカにする
佳世子だった
久しぶりに話したら
キチガイ、死ね
録音してないだろうなって
自分のことばかり心配している
弱い人に
いくら払ったと思っているんだと
言われた日
社会人やれているのは
佳世子が
争っていないからだと
示談書にサインしてしまったことを悔やみながら
宥恕なんて言葉なんか知るわけないと
思いながら
ありがたく思えと思う今日、、、。
交通事故の示談書の意味が最近になってわかった
佳世子は
まず、人一倍
努力しないと
周りに追いつかないから
やらなきゃモードに入っていった
でも、領収書番号は
一体、どこの領収書なんだろう。
サインしてしまったけど、、、。
父は1年前に怒って言っていた
池田の会社のお金をどう使おうが
佳世子には
関係ないんだ
サインなんてするからだと
怒られたあの日
違うよ!
執行役員だってって
言って
どうでもいい
とにかくお前は騙されたんだ
アホか!
と、言われた
あの日の2023年4月
自分によく似た娘も
同じめにあったとき
人の心をわかってくれる時がきそうだけど
子供は関係ないから
幸せでいてほしいと
願う佳世子は
やはり優しいんだと
心から思う
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?