おやすみ前の3分間☆彡一緒に旅をしませんか。「マルサスの謎解きは、歯磨きのあとで」
こんばんは!モモです。
毎週日曜日の夜にお届けしている、ソーシャルワークに恋をしてともに旅する世界ー序章ー
初めての方はようこそ!
リピータの方、心からありがとうございます!
旅のあれこれ&これまでのざっくりあらすじ
今夜も一緒にゆったりゆったり旅をしていきましょう。
理想は「アナザースカイ」のような感じで。(いまのところそうはなっていませんが…)そして、始める前に、旅のアテンション♪
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・連載ですが、初めてでも大丈夫。この旅だけ参加でも大丈夫。
・眠いから途中で寝ますも大丈夫。むしろ先にお伝えしておきます。」「おやすみなさい^^」
・ゆーっくり、眠たくなりそうでオッケーです^^」
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それではよろしくお願いします!旅のスタート!
旅の舞台は、19世紀、1800年代超最高級の格差社会イギリス。
ヴィクトリア女王の時代、イギリスの目まぐるしい発展の裏側で貧困対策がなかなかうまくいかない状況。そこで、当時の貧困対策を考える上で、欠かせない人物に今夜は会いに行きます。
(前回の旅のおみやげ)
期待外れの法律は、現代の貧困対策とは根本的な違いがあった。そうなった、原因がマルサス氏の研究結果に隠れている。
革命期のイギリスでのソーシャルワークの旅で欠かすことのできない重要人物であるマルサス氏、彼はどんな人物なのでしょうか。
ナポレオン、マリーアントワネット、マルクス、…当時のヨーロッパには、あまりにも有名な人物が多すぎますね。マルサス…名前だけはかろうじて・・・という方もいますでしょうか。
マルサス氏、この方は、200年ぶりの大改正、新救貧法が、想定外の期待外れになってしまったことに、大きく関わる人物です。
トマス・ロバート・マルサス (Thomas Robert Malthus)のプロフィール
この人は、一言でいうとイギリスの経済学者でした。当時は、国富論で有名なアダム・スミスや共産主義の第一人者ともいえる、カール・マルクスなどが代表的な経済学者で、産業革命とともに経済学も大きな転換期を迎えていました。
そんな中、マルサス氏は、こんなことを主張しました。
「人口が増加すると食糧不足になり貧困に苦しむ人が増える。」
地球が誕生してから現在まで世界の人口は増え続けています。その中で、貧困に苦しむ人は、時代や国によって増減の違いがありますが、概ね減少傾向にあると言えるでしょう。
つまり、このマルサスの主張は現代的には、そうとはいえないと、誰もが分かることです。
しかし、産業革命期のイギリスでは、掲載発展の裏側で広がり続ける格差の原因がわからずに手探りでの貧困対策が続いていました。
その一環が、救貧法や新救貧法による貧困対策でした。救貧法や新救貧法について気になる方は、これまでの旅の記事に簡単にまとめてありますので良ければ覗いていただけると嬉しいです。
現代であれば、様々な社会福祉の制度や仕組みがありますので、生活に困窮した人の支援の方法は十分ではない部分があるにしろ、いくつかの手立てがあります。
しかし、イギリス産業革命の時代、産業発展があまりにも早すぎたので、そこで生まれる(現代でいう)社会福祉的な制度はまだほぼ何もありませんでした。そもそも「社会福祉」というジャンル、概念自体がなかったのかもしれませんね。
そんな中、マルサスの研究結果「人口が増えるから貧困拡大する、人口が増えなければ、貧困は縮小する。」という考え方はとても画期的で、先駆的なものでした。
ここで、前回の旅での意味深な表現「貧困対策のはずの法律が貧困の連鎖を狙っていた」の謎解きをようやくすることができます。
謎解きをしたいところですが、またもや2000字に突入しようとしています。おやすみ前には長すぎる・・・ということで今夜はここまでにしようと思います。来週まで引き続きマルサスの家に滞在しようと思います。
まとめ:今夜の旅のおみやげ
マルサスの研究結果「人口が増えるから貧困拡大する、人口が増えなければ、貧困は縮小する。」という考え方はとても画期的で、先駆的なものだった。
ということで、今夜はここまで。次回のマルサス氏の自宅では、彼の研究と当時の貧困対策(新救貧法)との直接的な因果関係の謎解きをしていきます。
そろそろ、ソーシャルワーク誕生のメインストリートにいきたいところ…!ですが、ここは焦らず焦らず旅を続けていければ嬉しいです。
それでは、次の週末まで皆さん、フリースタイルで、各自いろいろ進めていきましょう。
今夜も、読みにくい文章にも関わらず、最後までお付き合いいただきありがとうございます。次の旅でお会いできるのを楽しみにしています!
それではみなさんおやすみなさい☆彡
また、この旅って何一体?と思った方は、こちら↓をご参照いただけますととっても嬉しいです。
また、オリジナルのHPでも隔週(水)の夜にアナザーストーリーである、ソーシャルワーク物語↓をお届けしていますので、もしご興味がありましたら、ぜひ、遊びにきてください^^
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