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7月開始ドラマ短信2 『彼女はキレイだった』『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』『ただ離婚してないだけ』『八月は夜のバッティングセンターで』

7月開始ドラマ短信の第二弾です。

『彼女はキレイだった』

パク・ソジュン&ファン・ジョンウム主演の韓国ドラマのリメイク。

初恋同士の二人が大人になって再会、あまりの容姿の変化に、一方は素性を隠し、他方は相手に気づかない…という一種の秘密隠し系。かつすれ違い系の変形ともいえるかも。

オリジナルは視聴済みですが、noteに記事は書いていません。
こちらの記事に少し書いたように、ちょっと引っかかる部分があります。

そもそもの、愛(小芝風花)が、どんな風にしてでも絶対に自分が幼馴染だと宗介(中島健人)に知られたくない、というところがよくわからなくて乗り切れなかったんですよね。あ、今回これを見てというより、すでにオリジナルの方で。
ここに納得していないと、あーなんかイライラする、ってなるかもしれません(私はなりました。しかし全部見ました)。

あと“ドジな女の子”っていうキャラクターが苦手なんです。これは単なる趣味の問題。

リメイク自体はよくできている印象です。
ただ一点、役柄のイメージ的に中島健人は若すぎるかなあ。
2話以降も見るかどうかは未定。オリジナルと比較して色々考えたい気もしています。

余談ですが、この作品が、ということじゃなく、大抵の韓国ドラマの日本リメイクについて思うことがあります。
それは、いろんな意味でコンパクトになってるなあ、ということ。

一番わかりやすいのが、長さ。
だいたい16話くらいのものが10話前後に、1回1時間あまりのものが45分程度に短縮されます。そうすると必然的に話がコンパクトになります。

次に、空間。
大抵の部屋がオリジナルより狭くなります。本作でも、愛が身を寄せている梨沙(佐久間由衣)の部屋は割とオリジナルに近いですが、ザ・モストの編集部はめちゃくちゃ狭くなっているししつらえも全然違う。そしてビル周辺の外の空間も、なんかコンパクトなんですよね。街自体がコンパクトなんです、日本は。

時間も空間もコンパクトになるので、扱う内容もコンパクトになりがちです。

この辺のことは確かここにも少し書いています。

『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』

警察バディ系

女同士のバディ系って、結構めずらしいです(ってこれまでほとんどドラマ見てないくせに、印象で言ってます)。
交番の話ってことは、身近な事件に奮闘する女性警官の話? 身近な事件というのはヒューマンネタとでも言いましょうか、なんかちょっぴり心に沁みるような話、というか。見る前の印象はそんな感じでした。

(あ、ちなみに私は、ドラマの1話目は事前になるべく情報を入れずに見ます)

予想以上にコメディ要素が強く、けれども裏にはシリアスなものを含んでいそうな仄めかしがあって、藤聖子(戸田恵梨香)と河合麻衣(永野芽郁)のバディ感も程よく、ステレオタイプでない警察官の姿が見られそうな感じ。期待できそうな作品です。公式サイトを見たら、漫画原作で、しかも作者は10年間警察に務めていたという。道理で。

次回も見てみます。

『ただ離婚してないだけ』

不倫系ミステリー

血の海を前にして、一見死んでいるかのような柿野正隆(北山宏光(Kis-My-Ft2))と、泣きじゃくる柿野雪映(中村ゆり)。何が起こったのか知りたくなるような冒頭です。
この夫婦が冷え切った理由や、それでも別れないわけ、血の海の真相などが気になるとつい見ちゃうパターンですね。

正隆は相当ひどい男のようですが、そうなったのも過去に理由がありそうです。ジャニーズでもこういう役をやるんですね。
不倫相手の夏川萌役の萩原みのりは4月期(3月からだった?)のドラマ『RISKY』で、復讐のために体を張る主人公ひなた役を演じていました。今回はもしかして…

これはまだ謎が気になるので次回も見ると思います。

『八月は夜のバッティングセンターで』

オヤジの人生訓系

「バッティングを見れば何を悩んでいるかわかる」
いえ、それはないです。よねえ? 

よく、やたら野球“で”語りたがる人がいます。いや、本当にいるかどうかは知らないのですが、いるとされています。
本作は、そんな人のパロディとしての伊藤智弘(仲村トオル)の野球論=人生論を、野球のファンタジー場面に表して、そこに往年の名だたる選手たちを登場させて妙に納得感を出して行くような、響く人には響く(?)ドラマのようです。
野球好きの方には垂涎ものなのかも。

バッティングセンターの外観がいいです。
次回見るかは未定。

・ ・ ・

ではみなさま、よいご視聴を。




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