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10月開始ドラマ短信6 『二月の勝者-絶対合格の教室-』『アバランチ』『婚姻届に判を捺しただけですが』

10月開始ドラマの第6弾です。

『二月の勝者-絶対合格の教室-』

うーん、小学生がいっぱい出てくるドラマはやっぱり苦手なので、おもしろいかおもしろくないか判断できない…
ですが、柳楽優弥さんの目ヂカラに引き込まれます。笑 
そして柳楽さん、リフティング上手いんですね。

とりあえず様子見で、次回も見てみます。

『アバランチ』

懐かしいなあ、この感じ。ハングマンですね。

『ザ・ハングマン』(1980-1987)はメンバーが元警察官たちでしたが(忘れてました)、アバランチは現役警察官(刑事?)も絡んでいます。

羽生誠一(綾野剛)は元公安で、過去の事件で一緒に臨場した同僚に死なれている(そしてたぶんその死に負い目を感じている)。山守美智代(木村佳乃)は閑職に追いやられた(理由は追い追い明かされることでしょう)現役警察官で、死んだ羽生の同僚の恋人(か妻)。その二人が組んで、権力があるが故に裁かれない悪者たちに社会的制裁を加えて行く。最終的には同僚が死ぬことになった事件に切り込むことになるのでしょう。

同じ事件を追っていた同僚(男)に死なれた警察官(男)というのと、恋人でもあった同僚(男)に死なれた警察官(女)というのは、妻を殺人鬼に殺された警察官と同様、ドラマに時々出現しますね。

明石リナ(高橋メアリージュン)は自衛隊の特殊精鋭部隊“コヨーテ”出身、牧原大志(千葉雄大)と打本鉄治(田中要次)はまだなんなのかわからないけど、前者は凄腕ハッカーで、後者は機械工学か何かの専門家なのかな? おそらく、それぞれが“よく眠る悪い奴ら”に何がしかの怨恨あるいは因縁があるのでしょう。

このタイプのドラマの初回はキャラクター紹介回であることが多く、一通り主な登場人物のざっくりした背景を見せますが、それをやると作品がちょっと子どもっぽくなります。本作は、その宣伝スタイルでもわかるように、そういう説明的なことはしませんでした。これから徐々に明かされて行くことになるのでしょう。

嘘みたいに強い羽生ですが、アクションシーンは嘘っぽくなくスピード感があってよかったです。殺陣の振り付けが見えるようなのとは違っていました。

とりあえず次回も見てみます。

『婚姻届に判を捺しただけですが』

会話中に腹を立てて相手に水をぶっかける、家族のために無茶な条件を飲む、という韓国ドラマテイストのラブコメ。

偽装結婚ものってよくありますが、よく理由を思いつくなあと感心します。(ビザ目的とかは別として)偽装結婚が必要な世の中って、つまり理由なく独身でいることが許されない社会ってことですよね。この設定に相当な違和感が出てきた時に初めて、社会が独身でいることを受け入れたってことになるでしょう。

欲を言えば、「最終的に愛し合う本当の夫婦になる」結末じゃなく、「最後まで偽装で最終的に婚姻解消、しかもいい感じ」の終わり方をするのが見たいなあ。でもそうはならないでしょうね。そんなの誰も期待してない(私以外)笑

このタイプのドラマは決まっている結末へどのように向かうか、その過程を楽しむものなのだと思います。いや、大半のドラマがそうなのかな。

時間的に余裕があれば次回も見るかも。


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