結婚式準備を巡り。
結婚式準備を巡っては、どんなに仲良しの私たちも色々とぶつかる。
いわゆるマリエッジ・ブルーも重なり、特にはお互いを傷付け、涙を流す。
こういうものだと思う。
もうあまりぶつかることを気にしないし、
ぶつかるたびにお互いを理解し、
今や、お互いの愛を信じて進めるようになったから、
1つ、大人の階段を登った気がする。
ちなみに、今回の衝突は、アレッサンドロの友達で、その彼女が「着物を着たいから我々の日本の結婚式に来たい」というのが事の発端。
それで、変な柄の(と少なくとも日本人なら思う)変な着物をミラノで買って来ると言い、
はぁ?着物はカーニバルの衣装じゃないですよ?
と、火花が散る。
「イタリアからわざわざ来てくれて嬉しい」というアレッサンドロ
VS
「よく知らない人に軽々しく文化を踏みにじられては困る」という私。
で、アレも物分かり良いから、すぐに「ごめんなさい。心より怒ってないことを願います」と。
着物は伝統であり、文化である。
重要な場面では、格式高いものを着る。
当たり前のこと。
こっちは真剣に準備してるのに、遊びに来られちゃ困る。
遊びのある結婚式なら良いのですが(これも別にやるつもり)、
明治神宮でやる式で、ちょうど今朝も明治神宮の人とMTGして、
すごく遠回りに「外国人で神様の前に相応しくない格好で来る人がごく稀にいらっしゃるので、、」という話をされたところだった。
だいたい、そもそもに戻ると「着物を着たいから我々の結婚式に来る」というのがおかしいのだが、
まぁ、気持ちは分からなくともない。
「日本の結婚式に着物で出ました」って良いよね。
でも、日本で着物を着るなら、お金かかったってなんだって正装しないとダメ絶対。
というのを丸くして、要約して、友人に伝えたということです。
てな感じで、細かいところで、結構ぶつかるのよ。。
平和な私たちに、毎日、嵐のように結婚式騒動が降りかかり、
両親のイタリア滞在や日本滞在やハネムーンを決め、
日に何百もの選択と決定を迫られて、
ボローニャの結婚式まで残り1ヶ月半なのに、まだ披露宴会場も決まらず、、、
相当なプレッシャー。。。
こういう時こそ、美味しいもの食べて、明るく乗り越えていきたい。
笑って笑って。
※写真は、久々に登ったボローニャを一望するサンルーカより。
高いところからしか見えない景色がある。