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僕の言葉は、味不足。

 このnoteで、そこそこ文章を書いてきた。
 だけど、まだ、自分が満足できる文章を書けているとは思えない。

 言葉にするならば、「足りない」って感じてる。

 でも、どうすれば満足できるのか。
 それがわからない。

 暗中模索。

 こういう悩みを書くと、「いや、素敵な文章だよ!」って言ってくれる人がいる。
 とても、とっても、うれしい。

 でも、主観的には、どうしても、まだまだ足りないって、思ってしまう。

 自分自身で、「良い文章が書けた!」って思えるようになりたい。

〈さっきから「足りない」ってよく言ってるけど、何が足りないの?〉

 ……たしかに。
 えっと…。

 とりあえず、僕の心の表層しか取り出せていないような気がする。
 本当は、もっと深いところまで、表に出したい。
 つまり、中身が、足りない。
 たとえるなら、お鍋の具が足りない。

 あと、感情が、足りない。
 内容にもよるけど、もっと感情豊かに書いて、読んでて楽しい、あるいは、楽しそうだなって思える文章がいいなって思ってて。

 ……いや、ちょっと違う。

 気持ちいい、あるいは、気持ちよさそうって思える文章、が理想かも。
 そう。まさにそういう文章が書きたい。
 気がする。
 背徳感すら感じるような、気持ちいい文章。
 なんか背徳感って言うと、すけべなことかって思われそうだけど。
 でもそれが当たらずも遠からずで。
 スカッとする、みたいな気持ちよさもいいけども。
 もっと、しっとりして、官能的で、熱っぽい気持ちよさ。
 そんなのを書きたい。

 こういう味わいも、感情に起因すると思う。
 そして、今はまだ満足に書けていない。
 やっぱり、感情が、足りない。
 たとえるなら、お鍋の調味料が足りない。

 思い返せば、昔から言ってた気がする。
 お酒みたいな文章を書きたいって。
 人を気持ちよく酔わせる文章を書きたいって。

 今日の比喩を使うなら、隠し味にお酒が入っているお鍋にしたい。
 そんな感じ。


 ……うん。すっかり忘れてた。
 今日みたいに、定期的に思い出さないと。

 思い出すたび、そこまでに積み重ねた知見で、新たな道が見つかるかもしれないんだから。

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