#250【日記】ビッグイシューの販売員さんのこと
今日もお読みくださってありがとうございます!
くらたは休職して1年ちょっとですが、主治医にかかるようになってからは7~8年くらいになります。
主治医のおかげで今も心穏やかに休職生活を送っています。
主治医は某JR駅から歩いて10分くらいのところにあります。
そのJR駅には、『ビッグイシュー』の販売員さんがいました。
その販売員さんは、最新号の特集について呼び掛けたり、簡単な手品を披露したりと、ホスピタリティ溢れるパフォーマンスでPRしていました。
くらたはそれまでも別の駅で購入したことが何度かありましたが、手品を披露してくれる方なんて見たことがなかったので、とても驚きました。
お話してみたらとても丁寧で優しい方で、帰りがけには「良い週末を」との声掛けも。
それ以来、『ビッグイシュー』はここで買う、と決め、通院のたびに同じ販売員さんから購入していました。
販売員さんは、いつも改札口を出た正面の木の下に、バックナンバーを広げていました。
何年もお世話になりました。
この夏、その販売員さんが、販売員を辞めることになりました、と話してくださいました。
行政の支援を受け、資格を取られて、その資格を生かした職に就かれるとのこと。
「ありがとうございました、お世話になりました、どうかお元気で」と、最後にご挨拶できてよかった。
先日通院した日には、もう販売員さんはいらっしゃいませんでした。
寂しさはありつつも、晴れ晴れとした気持ちになった午後でした。