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#245【日記】わたしのやる気には前髪もない

今日もお読みくださってありがとうございます!

昨日、やおら思い立って屋根裏の大片付けを始めました。


わたしのやる気には前髪もない

この世の中でもっとも捕まえにくいもの、わたくしのやる気でございます。
わたくしのやる気には前髪もございませんので、チャンスの女神もびっくりなさることでしょう。
やる気様をわたくしが捕まえていいように使役するなどということはできませんので、やる気様がわたくしのところに気まぐれにおいでになったら、先方が居たいだけそこに居ていただいて、その間だけわたくしはやる気になることができる、やる気様はいついなくなられてもおかしくない、そういう仕組みになっていると、この休職期間に体得いたしました。
やる気様がおいでになったら最優先でご接待しなければならないのでございます。

年末調整の書類が来なかったので、テントをたたんだ(意味不明)

なぜやる気様がおいでになったかというと、昨日届くと思っていた年末調整の書類が職場から届かなかったので、午後が空いてしまったのですよね(年末調整の書類見るつもりだった)。

問い合わせたら、月曜に投かんしたらしいのだが……水曜に届かないとは。え、ロストしてないよね?こわ……。

郵政民営化って、やっぱり・ぜったいよくなかった。
社会インフラ民営化ダメ、ゼッタイ。
水道?何をかいわんや。
一定年齢以上の郵便局の方は公務員になるつもりで就職されたわけで、そういう人生設計を土台から崩すのってどうなのとも思う。

明日には届くと思うけど、毎年締め切りが厳しくて1週間くらいしか申請期間がないから、返送の郵送にかかる時間を考えたら、間に合うかどうか、ぐぬぬ。

ということで、ぽっかり空いてしまった午後、なんとなく屋根裏に放置してあった、どうやって畳むのかわからないテントを、ネットを見ながらトライしてみたら畳めたのがうれしくて、やる気様が降臨。
そこから黙々と屋根裏掃除タイムが8時間続いたのでした。

蒸し風呂から食品とG

屋根裏は、直射日光が当たるのに換気扇しかない空間で、夏は蒸し風呂になって10分と居られないので、夏の間は放置されていたのでした。

でもそんなところから出てくる出てくる、期限切れの防災食品や防災用の医薬品。
期限内でもあんなに暑い場所にあったものを食べる勇気はない。

あと、暑い場所に何年もおかれていると、電池も液漏れしてダメになることがわかりました。懐中電灯は無事だったけど電池がことごとくダメでした。

密封されているもので口にしないようなものは残すことにしましたが、生理用品などの密封されていない衛生用品もゴメンナサイすることにしました。

ああああ、SDGsの逆を行っている我が家……ごめんなさい!

そして出てくる出てくる、G氏の亡骸。合計3体。
あとクワガタみたいなアゴのある小さな黒い虫の亡骸。
ああもうなんと恐ろしい家。

あるべきところへ帰れ

結局、虫の亡骸も空のクモの巣も窓のカビも全部取り去って拭き掃除をしました。

また、食品系は普段使いしている食品庫(エアコンがきく場所)に、医薬品も普段使いしている貯蔵棚に(エアコンがきく場所)、衛生用品・生理用品はエアコンはきかないけどローリングストックで、備蓄していくことにしました。
うむ。なぜ最初からそうせなんだ。

屋根裏には、普段使わないスーツケース・海外旅行用品と、緊急用トイレと、ビニール製品(ごみ袋とか、緊急時用ポリタンクとか)、普段は見ないけど資料として取っておきたい紙類(本とかパンフレットとか)を置くことにしました。
西日も強いから印刷物は焼けそうだなあ……でも部屋にも入りきらなくて困っていたので致し方なし。

メンタル休職者が回復してきたサイン……掃除と読書と料理

掃除と読書と料理は、メンタル休職者が回復してきたサイン、と我が教祖(とわたしが勝手に呼んでいる)早稲田メンタルクリニック益田ドクターがおっしゃていました。今探してみたけどどの動画だったか見つけられない……。
これを、わりと「継続的に」できるようになると、回復してきたサインだそうです。

継続的に……そうなんですよね……

やる気様降臨か、生理ハイか

くらたは生理周期によって躁っぽくなる期間(生理ハイと呼んでいる)があり、その状態も取り扱い注意だったりします。

先月はやる気様を捕まえたつもりで予定詰めこんで財布失くしました。OH。

クレジットカードを止めて再発行手続きをし、申請書一式がカード会社から送られてきた時点では、今度は生理「鬱」期に入っており、何にもする気にならず、結局再発行手続きをしたのは財布を失くしてから1か月半後。
そしていまだに再発行されたカードは届いていません。OH。

あれはやる気様でなく生理ハイであった。

生理は雨に似ている

そうそう、昨日は午前中自転車で出かけていて、帰り道に本降り雨に降られました。
わたしはカッパを持っていたのでそこまでぬれずに済みましたが、道すがら雨具なしの自転車でずぶぬれになった老若男女をたくさん見ました。

わたしは帰るだけだったから、マックに寄ろうと思っていたけど辞めたくらいで済んだけど、まだ外出の途中の人は、またはこれから行く道だった人はあの濡れた衣服をどうするのだろう。
また、制服の学生は、制服をあんなに濡らして明日どうするんだろう。


生理って、あの状況に似ています。

天気みたいに、予測はできるけどずれることもあって、制御できないもの。
また、雨を降らせないことは誰にもできない。
雨に濡れた衣服はどうにか処置しないといけない。

ああ、雨だってだけでも気分が下がるのに、濡れた衣服をどうにかするタスクまで増えやがった、ああもう嫌だ……というあの感じ。

生理について語ること

先日、定期通院&カウンセリングで生理ハイと生理鬱のをしたら、
「今まで生理の話って出てこなかったけど、どうしてかしら」
と聞かれました。
確かに。
主治医&カウンセラーさんには休職前から何年もお世話になっているのに、生理関係の話をするようになったのってここ1~2か月なんですよね。

それからぼんやり考えていて少し思ったのは、

1月からnote.で書くようになって、職場で抱えていた葛藤や休職に至る経緯を自分なりに言語化して整理することができた。
(それまでは体系的には整理できていなかった)
  ↓
4月に母の病気がわかって、9月初旬まで治療に全力を注いだ。
  ↓
9月中旬、母の治療が奏功したので体力を戻すためお休み期間に入った。
外的要因によるストレスが少ない状態に一時的になったので、自分の生理の影響がストレートにわかるようになった。

ということなのかなと。

また、『夜明けのすべて』『虎に翼』などの作品群により、自分の生理の影響について考える機会が増えたことも大きな要因の一つだと思います。
『夜明けのすべて』の主人公が、ひどいPMSに悩まされていても血栓のおそれありでピル飲めないのもわかりみがすぎる。

こうした、「生理について語ってもよい」というフィクションの世界からの後押しって、とてもありがたい。
これまでは、女性同士でもなかなか語りにくかったし(相手による)、言語化したところで「解決できない愚痴」として宙に浮く感じもあった気がします。

それに加えて7月の「note創作大賞」にいくつかエッセイを応募する中で(落選しましたが)、生理のことなども書いてみようか、と思うようになって、少しずつ言語化するようになったのだと思います。


言語化する前の、働いていたときの生理って、どんなだったかなあ……。

生理の影響(ややもすると財布を失くしかねない)について自覚的になったら、怖くて仕事できる気がしない。(あれ、掃除・読書・料理は……?)

生理休暇、もっと取りやすくならないかなあ……。

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