#237【くらたの本棚】『動物のお医者さん』第70話
今日もお読みくださってありがとうございます!
昨日の『開運!なんでも鑑定団』で前衛美術家の上前智祐さんの言葉が紹介されていました。曰く、
はあ~……いい言葉。人はパンのみにて生くるものにあらず。
食うために働くことだけにほとんどのリソースを使わなきゃいけない状況から脱したいなあ……。
転職情報見てると「副業OK」と書いている企業が結構あるけど、副業しなくても普通に働いて食えるお給料が欲しいのだけど……甘いのかしら??
動物のお医者さんが好きだ
さて。
長らく私の生命を保つ役割を担ってくれている作品のひとつ、それが今年に入ってから小学館から新装版が発売されているかの名作『動物のお医者さん』(佐々木倫子)です。
くらたも高校時代に友達から借りてから大好きな作品です。
大学時代に白泉社文庫の文庫版を購入して、長らく愛読していました。経緯は忘れましたが白泉社文庫版を処分してしまい、その後、白泉社から出た愛蔵版を収集し、それも手放してしまいました。
主人公ハムテルやその愛犬チョビ、二階堂、菱沼さん、清原、ハムテルのおばあさんなどの個性豊かなキャラクター+動物たちはもとより、はちゃめちゃな漆原教授にみんなが振り回される姿が、理不尽な雇われ人生を乗り越える元気をくれます。
こんなに何回も買いなおしているんだからと、今回の小学館版を永久保存とするつもりで毎月出版されるたびに電子書籍で購入しているところです。
初めて知ったオリジナル版
そして発見してしまったのです。
白泉社文庫版だけ読んでいたら知ることのなかった事実を!
某知恵袋などで調べたところ、
発表時オリジナルにはプーさんのコマあり
版権上の問題で白泉社文庫版ではカット
白泉社愛蔵版でもカットされたまま
今回の小学館版で許諾を得てオリジナル版を掲載
との経緯のようです。
わー知らんかった!
高校時代に友達に借りた花ゆめコミックスではどうだったのかな?
こんなに何年もたってから知らない2コマを見られたなんて、なんだか得した気分で、とてもうれしい一件でした。
余談:プーさんの元の絵
ちなみに、プーさんの元の絵はこちらです。
(数年前にレスポとコラボして出たポーチ。プーさんの原作の話は知らなかったけど、この絵を見たとたんに衝動買いしてしまったもの)