#4【忘れ得ぬ名文】1 「げに恐ろしき誤植の世界」
【忘れ得ぬ名文】とは?
自己紹介の途中ですが、やりたくなってしまった違うシリーズを始めます!とっちらかってるほうがくらたらしい(知らんがな)。
言葉を読んだり書いたりすることが好きなくらたが、忘れられない名文を備忘録的にコレクションしていく記事(予定)です。
「げに恐ろしき誤植の世界」
大卒で入ったWeb制作会社で、隣の席の先輩から教えてもらったブログ記事。
記事タイトルが「げに恐ろしき誤植の世界」だったと思うのですが、何度検索しても出てこなかったので、今はもう見ることができません。
蛇足ですがくらたが一番やらかした誤植は、関東を販売圏とするとある企業様のWebサイトで、地図画像上のキャプションの「群馬県」と「栃木県」を逆に配置して公開してしまったことです。公開直後に気づいて修正しましたが、あれは肝が冷えました。
あだしことはさておきつ(閑話休題)。
『ゲーメスト』は誤植界では有名な雑誌で、検索していただくと仰天の誤植がたくさん出てきます。
一例をあげると、
(正)ストリートファイターZERO3
(誤)ZストリートファイターERO3
これはキーボード民なら共感できる誤植ですね。
くらたが一番好きだったのは、
(正)アクセル全開! ハンドルを右に
(誤)アクセル全開! インド人を右に
でした。
手書き原稿で「ハ」と「イ」、「ル」と「人」か判別つかなかったのでしょうね。写植した方がゲームに詳しくなかったのかもしれません。
Web記事の内容は、『ゲーメスト』というゲーム雑誌の誤植の数々を、勢いよく、ユーモアと愛情あふれる筆致で書き上げた内容でした。愛情というのは、同じ「文章の発信者」としての、他人事ではない温かい目線を感じたからです。
初めて読んでから数年間は、忘れたころに見返して笑ったり誤植の恐ろしさを再認識していました。
もう読めないのが残念です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?