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#217【日記】たまにはていねいな暮らしをしてみる

今日もお読みくださってありがとうございます!

悪夢に書けと言われた

ここ数日いろいろあってなんとなく書くことに向かえないでいたのですが、今朝がた、1cm厚のフェルト様の物体の30cm大の切れ端を複数枚くわえながらトイレを探し回る夢を見ました(どんな夢だ)。
先日公開された『コテンラジオ』のゴッホ特集で樋口聖典さんが芸術家の創作は排泄に似ていると評していましたが、それに則って紐解けばこの夢はきっと「あとがつかえているから四の五の言ってねえで何か書け」という潜在意識からのご託宣でありましょう。

確かにここ数日、こちらの都合もお構いなしに食べたくもないものをゴボゴボと口に突っ込まれるように嫌な情報が飛び込んできてうまく消化できずに悶々としていたところでした。
とかくこの世は住みづらい。

「responsibility」は「責任」では足りない

今朝の「サンデーモーニング」で畠山澄子さんが

「responsibility」という言葉はただ「責任」と訳されるが、「respond=応答する」という言葉が含まれているので「応答責任」に近い。
ガザ地区の紛争に関して、世界が、我々が、どう応答するかを問われている。

と話していたのが印象的でした。

responsibility = 応答責任かあ……。
逆に言えば responsibility をただの「責任」と翻訳するような国で、「責任」をそこまで広げて考えている人が現状どれだけいるのかなあ。
責任を問われる立場にならないことで責任を取らないようにしたり、責任の押し付け合いをする人ばかりの我が職場の報に触れて、改めてうんざりしていたところだったので、その言葉が沁みたのでした。
かぐや姫課長ってまじでクソだよあいつ。人間のクズ。

↓ かぐや姫課長についてはこちら

面白くないコンテンツは害悪

ここ数週間、観たものが面白くなかったのも地味にダメージでした。
「楽しめない」という事象の原因は、自分の心持側の問題かもしれませんが、それにしたって面白くないコンテンツというのは本当に害悪ですね!
無意味どころか大きく蝕まれる。

ともあれ、そうしたことで数日ぶりにパソコンを開いたところです。

うーん、でも何となくしっくりこない……。
書いては消し、書いては消ししている……。
ということで、今日はリハビリ程度に。

こんなときは「ていねいな暮らし」を志してみる

昨日今日はなんとなく気が向いたので、いつもより丁寧に水回りの掃除をして、風呂場と洗面所のカビ取りもしました。カビキラーの匂い、苦手。
でもすっきり。

タイトル画像はシャインマスカットのコンポートです。
先日道の駅で買ったシャインマスカットが酸っぱかったので、一つひとつ皮を剥いて水と砂糖で煮込んでコンポートにしてみました。

シャインマスカットを剥いたところ

買ってから一週間たっていましたが、まだ実がみずみずしく引き締まっていて皮剥きしやすかったです。煮込むのも本当は白ワインがよいのだろうけれど家になくて、でも水でもとってもおいしくできました。

働いてたらこんなこと絶対にできない……。
シャインマスカットが酸っぱかったらそのままダメになるまで放置して、ごめんなさいしていたに違いない。
(そんなふうに労働しないと生きていけない社会構造おかしくないか)

今日のランチは、日付の過ぎたパンのフレンチトーストです。
パンがきれいになくなるのもうれしい。
フレンチトーストにコンポートかけるんだぁ、わくわく!
冷蔵庫には、先日歌舞伎座で買ってきた高野山の胡麻豆腐と、前橋の焼きまんじゅう屋さんの甘味噌が控えております。どっちも絶品、絶対うまい。

先日お会いした還暦の先輩は、「うちの母は高齢で、食べることだけが唯一の楽しみなのよ」とおっしゃっていましたが、結構なことじゃないか。
おいしく食べられること以上の楽しみなんて、世の中にそうそうありませんよね。

こんなんで「ていねいな暮らし」ぶったらその筋の人に笑われそうですね。
でも、身近なものを丁寧に扱うと、自分を丁寧に扱った気になります。
リハビリにはちょうどいい「ていねいな暮らし」でした。

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