【歴史戦2つ】アサクリ騒動とラムザイヤー教授
まえおき
本記事は、正しさを追求している、というよりも、手軽に入手できる情報から「こんなふうにまとめることができ」「こんなことを考えました」という、ゆるい姿勢の記事であることを最初に述べておきます。
アサクリ騒動:概要
仏ゲーム会社UBIの人気シリーズ アサシンクリードの新作が絶賛大炎上中だ。パリで行われたジャパンエクスポのUBIブースはガラ空きであったという(現在2024-07-21 Xでは”Japan expo paris”での検索はできても、"Japan expo paris UBI"はUBI公式の限られた情報しか出てこない。私だけ?)。今年2024年11月に発売予定であることには変わりはないようだ。
大学教授やNHK、国会議員を巻き込んでの大騒動になっていて、私はもっぱら、頼むぜエディタ氏のYouTube番組で成り行きを追っている。 この騒動は、信長に「献上された」と言われている黒人 弥助を巡るもので、ポップでビートの効いた「弥助やないかい」という曲までできあがっている。
歴史戦を戦い抜いたラムザイヤー教授
吉田清治と朝日新聞の歴史捏造に端を発する慰安婦問題という歴史戦に、経済学の視点から挑んだのがハーバード大学のマーク・ラムザイヤー教授だ。いや、ラムザイヤー教授が1991年に慰安婦の年季奉公契約について論文を執筆していた頃には、吉田清治によるでっちあげ(1982年)は、10年近い年月が経っていたが、基本的にはこの二つは長い間、全く別のこととして存在していた。慰安婦問題は、ただ燻っているままだった。日本側が1993年の河野談話で本格的にことをややこしくしたのだった。
ラムザイヤー教授は久々に2019年、2020年と続けて慰安婦に関して新しく論文を発表し、「まあ誰の関心も惹かないだろう」と思っていたところ、米国で歴史学のコミュニティ周辺で、左翼系米国学者や学生を中心に炎上騒ぎが起きてしまった!ラムザイヤー教授は罵詈雑言や脅迫メールの嵐をうけ、論文の撤回を求められ、友人の裏切りにも合い、韓国メディアの過剰な取材など、一連の騒動でほとほと参ってしまったという。いや身の危険を感じるほど参っていたのだ。
このことの顛末は、ラムザイヤー教授の著書『慰安婦性奴隷説を ラムザイヤー教授が完全論破』やYouTube番組『慰安婦問題を巡る国際シンポジウム2024』「 歴史問題と米国大学の問題 ― これからどうすべきか? 」に詳しい。関心のある方は参考にしてください。
何かグループも絡んでいるらしい、そして米人文系学部における左翼思想の蔓延
私の印象では、アサクリ騒動はUBI側が「このゲームは史実に基づいています」と主張し続けているので鎮静化しないのだから、早いうちにひとこと「前言撤回します。ごめんなさい、フィクションです」と言えばいいだけの話だったのだ。
だが前言撤回と謝罪をしないおかげで、動きの怪しい大学教授の存在と、その大学教授の説に基づいた番組を作成したNHK、そして東京出版の教科書(英語の教科書)までもが炙り出されてしまった。
元都知事選候補の暇空茜氏は、件の大学教授とつながりのあるNPO法人とColaboが協働しているという情報をリポストしている。ナニカグループは慰安婦にまつわる歴史改竄について活動していたようだ。公金チューチューしながら歴史改竄活動を行っていた疑惑があるのだ。またしても??
カピバラチャンネルによれば、移民を推進したい勢力に件の大学教授は加担している、という。
ラムザイヤー教授は最近東京で講演会を行い、米国人文系学部の不人気が甚だしいこと、そして大学としての学問の劣化と左翼思想の蔓延を憂いていた(教授はもっとお上品な言葉で述べていた。これは私による雑な要約である)。(伊藤貫氏も欧米大学の知識人と呼ばれる人々の劣化を嘆いていたなぁ)。
ラムザイヤー教授の戦いは孤独だった。東京をはじめとして何人かの友人や支援者からの共感と応援の手が差し伸べられたから、正気が保てた、という趣旨のことを述べておられた。
同じように日本で暮らした経験のある、大学教授の二人。しかし、二人の描く軌跡はまったく異なる。
弥助騒動は、主にネット民という一般人の「歴史歪曲ってどうなのよ?」という疑問を燃料にして燃え続けている。明かに「慰安婦問題」から日本の一般人(ネット民)は学んでいるのだ。この騒動は一過性のものではなく、静かで長く続く戦いのように感じられる。
成り行きを見守りたい。
署名活動
署名活動が行われている。もし、ご関心があれば。私は署名しました。
「アサシンクリードシャドウズの発売中止を求めます」。
おまけ:さらに見識を広げたり知識を深めたい方のために
ちょっと検索して気持ちに引っかかったものを載せてみます。
私もまだ読んでいない本もありますが、もしお役に立つようであればご参考までに。
アゴラ:言論プラットフォーム
朝日新聞社の慰安婦報道の謝罪
ラムザイヤー教授の本と講演会の動画
頼むぜエディタ
NHK配信
現在配信中止。
東京書籍 高校英語教科書
カピバラチャンネル
ナニカグループの意図をカピバラチャンネルさんなりにまとめている。
国会議員 浜田聡氏
国会図書館などに調査を依頼しているとのこと。
岡美穂子氏
アカデミア側のヒト??
暇空茜氏ポスト
伊藤貫氏のYouTube
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