【ベランダ】毎日コンポスト生活はじまるよ〜:生ごみコンポストの始め方 その3
この記事は、我が家流の生ごみコンポストのやり方を紹介する一連の記事のひとつとなっています。以前、生ごみコンポストの記事を書いたら、案外好評だったので、書くことにしました。
今のところ、このシリーズの構成は以下の通りとする予定です。
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毎日コンポスト生活のために
前回の『どんな道具が必要?』までで、ご自身の環境に相応しい道具がそろったことと思います。好気性の微生物が繁殖しやすい、空気が流通しやすい容器やワイヤー花台など、また害虫対策の洗濯ネットやコンポスト用のフタ、基材となる土や鉢底石、生ごみ分解促進のためのぬか、それからシャベルや台所で生ごみを溜める器や生ごみをカットするハサミなどの小道具など。
そこで、この記事では生ごみコンポストを組み立てて、実際にどのように運用するか毎日コンポスト生活について、我が家流を紹介しようと思います。
生ごみコンポストを組み立てよう
前回の『どんな道具が必要?』で用意したベランダ用 生ごみコンポストを組み立てます。これを丸ごと百均の洗濯ネット(11Lの容器なら55cm X60cm)でおおってチャックの口を洗濯ばさみでクルクル止めれば、出来上がり!
容器:底に穴が開いたもの。通気性のため。例えば11Lなら、こんなの。
受け皿、フタ:兼用できるものあり。例えば、こんなの。
鉢底石:私はゴミネットに入れたけど、初めからネットに入っているものなら、こんなの。11Lの容器なら1〜2Lほど。
基材・土:植物を育て終わった土。11Lの容器なら3〜4Lほど。買うなら、こんなのはいかが?
ワイヤー花台は百均で。
毎日コンポスト生活はじまるよ〜
これから生ごみが出るたびに、毎日生ごみをコンポストに投入することになります。小さくカットすれば、2〜3ヶ月生ごみを溜めることができます。(成人女性一人暮らし)いりぬかがあると、生ごみの分解が促進されます。
台所で出た生ごみをハサミで小さく切って、コンポストに投入するだけではありますが、守った方がいいルール:生ごみコンポストに入れない方がいいもの、もあります。それも簡単にお知らせしますね。
1日分の生ごみを溜める
古紙を敷いておくのは、余分な水分を取るため。家では27cmの大皿にA4以上の広告のツルテカ紙を敷いています。生ごみが臭うのは嫌気性の微生物が働いているからです。腐敗、ですね。水分を適度にとると腐敗が抑制されます。
夏場など、生ごみを出しておくのを嫌がる人の中には、冷凍して溜めておいてから生ごみコンポストに入れる人もいます。
ハサミ:こんなのはいかが?安いし、よく切れます。
生ごみコンポストに入れない方がいいもの
基本的には台所で出た生ごみを投入します。下記のものは入れないようにしています。
ダメ!:タバコの吸い殻(毒性が強いです)
ダメ!:切り花(購入したものには農薬がかかっています。ベランダで自家栽培のものは、ウイルスがついちゃっているかも)
ダメ!:観葉植物の葉(思わぬ毒性があるかも。調べてから入れるのはアリかも。私は入れていません💦)
ダメ!:玉ねぎの茶色い皮、ニンニクの白い皮(殺菌作用が強くで分解されない。ハサミで切っても分解されませんでした)
ダメ!:コーヒーフィルター、ティーバッグのフィルター部分(コーヒー殻や紅茶殻はコンポストに投入可。フィルターの方は試していないけど分解が遅そう)
逆に世間ではNGとされているけど、私は入れているもの。
OK!:たまごの殻(ハサミである程度切ると、分解されなくても気にならなくなる。カルシウムは植物の栄養になる)
OK!:桃など果実の種、カボチャなど野菜の種(けっこう実やワタがたくさんついていて、分解されれば植物の栄養になりそう。カボチャは芽が出るけど放っておけば枯れてしまいます)
OK!:とうもろこしの皮、とうもろこし殻(分解されにくいと言われているけど、ハサミで切れば分解されている)
OK!:牛豚鳥の骨、魚の骨(動物の骨は分解しにくいとされているようですが、調理済みであればハサミでカット可能です。分解されます。あるいは気にならなくなります。魚の骨も。くれぐれも手を切らないように気をつけて!)
世間での扱いはわからないけど、私は念のため、生ごみコンポストには入れていないもの。
ダメ??:ベランダ栽培した植物の残骸(思わぬウイルスがついていて、コンポスト内で増殖され、次の植物に悪さされたらイヤなので。でもどうなんだろう?)
生ごみを投入
カットした生ごみを投入し、ぬかを少量ふりかけます。発酵が促進されます。もし、土があまりにも乾いていたら、少し水分を足してください。(好気性の微生物にも水分は必要です。大抵生ゴミの水分で十分です)
カットした生ごみが大きければ、分解の速度が遅くなり、生ごみコンポストはすぐいっぱいになります。生ごみを小さくカットすれば、すぐに分解されて、生ごみコンポストがいっぱいになるのに1〜2ヶ月かかります(11Lのコンポスト。成人女性一人暮らし、ほぼ毎食自炊、我が家の場合)。
白カビが生えるよ
白カビが生えていれば、分解が始まっています。あるいは明らかに温度が高くなっています(40−50℃)。適度に、スコップで崩しながら、土に混ぜ込みます。夏だと1〜2日でこうなります。冬場だと数日かかるかな?もっとかな?こうなっていなくても気にせず、入れてしまっています。
今回は以上です。次回はコンポスト容器がいっぱいになったら、です。
お楽しみに〜。
おまけ:さらに見識を広げたり知識を深めたい方のために
下記のサイトを参考にして、この記事を書きました。あるいは、ちょっと検索して気持ちに引っかかったものも載せてみます。私もまだじっくり読んでいないサイトや本もありますが、もしお役に立つようであればご参考までに。
熟成について詳しい。
なんか先週はお祝いの当たり週だったみたいで
『ローズペタル🌹をガラスの器に入れてみたYO。キレイ』が #QOLあげてみた
『【ベランダ】どんな道具が必要? :生ごみコンポストの始め方 その2』が #おうち時間を工夫で楽しく
『ジャガイモのトマグラタン。暖かいのがご馳走だYO』が #レシピでつくってみた
で特に好きを集めたそうです。
みなさまのおかげでnoteに祝っていただきました。ありがとうございます。
よかったら、『ローズペタル🌹をガラスの器に入れてみたYO。キレイ』『【ベランダ】どんな道具が必要? :生ごみコンポストの始め方 その2』『ジャガイモのトマグラタン。暖かいのがご馳走だYO』読んでみてください♪