【コスプレイヤーを世界のアイドルに!】~ビジネスモデル考察Vol.47~
■背景
アニメやゲームはビジネス化されているが、コスプレは個人の趣味の領域を超えられていない
⇒コスプレもビジネスに出来るのではないか
■ターゲット
コスプレイヤー、観客
■ビジネス詳細
・日本発祥のコスプレを、国内外のポップカルチャーとして普及、活性化
⇒kawaiiを世界へ発信
・コスプレの楽しさの発見、応援ができるオーディエンス参加型アプリ「COSPO」の開発
⇒コスプレイヤーがコスプレ写真を投稿し、ファンユーザーが『KAWAII』ボタンを押すことで応援
・ファンユーザーによるギフティングや広告、オーディションの企画費などから収益化
⇒人気のコスプレイヤーについてはマネジメントを行い、テレビやイベントへの派遣なども実施
・アプリのユーザーは3万人以上存在
⇒審査を通過して登録されているコスプレイヤーは3千人以上存在
■ファンユーザーのメリデメ
▷メリット
・特定のコスプレイヤーを目に見える形で応援することが出来る
⇒コスプレイヤーに覚えてもらう事が出来る
▷デメリット
・ハマればハマるほどお金がかかる
■コスプレイヤーのメリデメ
▷メリット
・ライセンスの都合上、個人では難しいビジネス化が可能となる
・人気が出ればマネジメントを受けてイベントなどに参加出来る
▷デメリット
・人気が出ない限り趣味の域を超えられない
■事業者メリデメ
▷メリット
・プラットフォームの提供によりリスクを最小限に収益化が可能となる
・サービスが一般に広まって利用者が増えれば、利用者の数に比例して収益も増えていく
・先行者優位の世界において他者に先駆けて展開出来ている
▷デメリット
・イベントの開催や参加などに費用がかかる
・利用者を増やせななかった場合は利益がほとんど出ない
■今後の展開・課題
▷展開
・知名度を上げていく
・ファンユーザーがギフティングしたくなる仕組みを増やしていく
・サービスを世界展開する
▷課題
・世界進出の際に地域毎の文化の違いを考慮する必要がある
⇒基本的にはコスプレの文化は受け入れられている印象だが、地域によっては反発される可能性がある
⇒日本のオタクはお金を使う人種だが、世界のオタクも同様である保証はない
■考察
・新たなマーケットの創出を行なっている
⇒今までビジネス化されてこなかったコスプレをビジネスにした
・コスプレイヤーの派遣事業
⇒人を抱え込まずに人気のコスプレイヤーだけを対象に派遣を行えば良いので、リスクを取らずに収益化出来る良い仕組みが出来ている
・コスプレイヤーに対するファンを作り、お金を使ってもらう仕組みが出来ている
⇒オタクはお金を使ってくれる人種なので利益を出しやすい
・日本のアニメ文化は世界にも受け入れられており、コスプレも人気がある
⇒海外進出は容易に出来ると考えられる
・アニメなどの文化がなくならない限り続くと考えられ、将来性もある非常に面白いビジネスである。
■企業
COSPO(KAWAII JAPAN株式会社)
▽参照:FUNDINNO
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