【大学ってなんだろう】 ⑤就活(春先編)
編集:パソコンがぶっ壊れてパワポデータとかプログラミングデータとか全部飛んだ私
おはようございます。
ペルソナというゲームの楽曲を聴きながら、こんな記事を書いているところです。
これまで過去4回ほどに分けて今年度入学をする大学生向けにお話をしてきました。もちろんネタが出てきたり気が向いたらまた続きは書きますよ。
今回は少し趣向を変えて、現役就活生の私が昨年6月から今日まで就活をしてきた中で感じたことなどを、23卒(現大学2年・院進予定の大学4年)と24卒(現大学1年・院進予定の大学3年)向けに何回かに分けて適宜お話ししようかなと思います。
今回は就活に関するお話の初回ということで、これから就活を始めるみなさんに、今からでもできる準備や必要なことをまとめてみます。
自己分析
文字通り自分を分析します。
「いや、自分のことわかっているから」と侮るなかれ、
自分の性格や好き嫌いを単に知っておくだけでなく、自身の大学生での経験、もしくは今日までの約20年間の生涯にあった出来事とそれに対しての自身の反応・自身がとった行動・心情、自分にあった業界や就活で何を望むか、何を軸に就活や企業を選んでいるのかなどを意識しておく必要があります。
また、以前お話しした通り、ガクチカ(学生時代に力を入れたことに関する質問)一つでも、以下のようにさまざまな切り口から質問をされます。
・学生時代に1人で力を入れたこと
・学生時代にグループで協力して何かを成し遂げた経験
・目標を達成するために集団で取り組んだ経験
・学生時代に最も打ち込んだこと、または現在打ち込んでいること
・学生生活を通じて何か現状や想像を超えたと自信を持って言えるエピソード
・現在チームで特に力を入れて取り組んでいること
・学生生活で主体となって取り組んだ経験を、その結果どのような変化があったかを含めて
よくこの手の質問に対しての回答で多いのが、
「私は体育会野球部の主将です。私の一つ上の代は『常勝軍団』と呼ばれ、大会では全線全勝でした。しかし昨年夏に代替わりして私たちの代になったのですが、先輩たちがいなくなったこともあって大幅に戦力ダウンをし、また『常勝軍団の次の代』と呼ばれ、良くも悪くも注目を受けていた事によるプレッシャー、そして先輩がいないことへの喪失感などもあって全体として練習に身が入らなくなり、また結果も出なくなって10月まで全戦全敗でした。そこで私は主将として、『自分の中にある緊張や不安を跳ね返すくらい声出しをする』『部員一人一人に定期的にヒアリングをする』『部員一人一人に日記をつける』などを徹底してみんなのメンタル面を強化してチーム全体の絆を強めました。これによって11月以降全戦全勝となり、『常勝軍団の再来』と呼ばれるようになりました。もちろんその言葉もプレッシャーにはなりません。」
みたいなやつ。
私は昨年夏のサマーインターンなどの段階から、ガクチカではこのように目に見える結果を出したエピソードが求められているとずっと思い込んでいました。
でも昨年秋口に何名かの社会人の方と何度かお話しする機会があり、その際に面接練習などをしてもらったんですけど、君のお話は面白くないしなんも頭に残らない。とその度に怒られました。
その時初めて教えてもらったんですけど、もちろん結果を出すことは大事です。でもそれ以上に、課題に対してどのような姿勢、切り口で望んだかが大事だと教わりました。その切り口にパーソナリティが垣間見えて、そこを人事の方は見ているんだとか。
ですので、じっくり時間をかけてご自身の大学生活について振り返りつつも、リラックスして考えてみてください。
分析
今からでもできることの2つ目が、分析です。これに関してはしてもしすぎることはないと思います。
このうち、業界についての分析が文字通り業界分析、業界内に属する企業に関しての分析が文字通り企業分析です。主に注目するべきものは以下です。
業界分析
・・・将来性、ビジネスモデル及び仕事内容、収益性、近況、必要なスキルや求められる人材のざっくりしたもの、職種の概要など
企業分析
・・・社風、理念、人柄、注力している事業、海外進出、年収帯、求める人物像、職場の雰囲気など
この業界分析や企業分析と先程の自己分析を組み合わせることで、「自分がどの職種で働きたいか」「自分にはどのような職種が向いているのか」がなんとなくわかるようになります。
・おすすめサイト(業界分析)
名キャリ就活さん
OneCareerさん
・おすすめサイト(企業分析)
レクミーライブさんの説明会
ここはマジでおすすめです。
一部学歴フィルター付き、かつ時間制で人数制限もあり(先着順)、カメラもオンにすることが求められます。
ただそれ以上に、登壇企業にハズレがなく、また時間を選べば超有名コンサル企業でも人事の方と1対1なので、聞きたいことが30分くらい聞きっぱなしです。顔も覚えてもらえるそうで、実際に私もレクミーさんのライブでプレゼンをしてくださった企業の人事の方が、その企業の選考の一次面接や二次面接でも担当してくださりました(落ちたけど)。
ちなみにYouTubeもおすすめです。
IRタイムスさん
「5分でわかる会社のトリセツ」をテーマに、ミス東大などの方々が各社の企業情報、主要事業、その会社関連のニュースなどを解説しています。5分以内なのがミソなので、微妙な空き時間とかにどうぞ。
OneCareerさん
企業セミナー配信とアーカイブが全部見れます。でも質問にはあんまり答えてくれません。
そのほか
リクナビ・キャリタス・マイナビ
・・・単純に企業のページを検索して「求める人物像」を調べるなどのように、企業分析する分にはいい。でも会員登録するとメールと郵便物がしつこいので登録はやめたほうがいいです。
生協主催ライブ
・・・ニトリやバンダイナムコ、パナソニックなど知っている企業が何社かいて、それで釣っている印象で、この辺の企業の顔ぶれはいつもほぼ同じ。でもそれ以外はマジで聞いたことなくて、いわゆる「抱き合わせ枠」ってやつです。
ちなみに過去に登壇していたので印象的だったのは、愛知県豊橋市の農業系の企業(人事の人が悠木碧に似ていた)と、政府系コンサルティングファーム(「2019年冬の段階で私たちはコロナを予測していた」というフレーズをゴリ押ししすぎてだんだん月刊ムーみたいな感じが出てきた)かなあ。
余談
後々インターンシップの話なんかもするかもしれないですけど、あらかじめお伝えしておくと、ニトリさんのインターンシップは絶対に参加したほうがいいです。
2020年のニトリさんのインターンシップは基本全部オンラインで私服OK、合計5回くらいで、各回4時間くらいだったかな。
内容についてなんですけど、今日こちらの記事の中でお話しした「企業分析」「自己分析」です。インターンシップ中のフレームワークの際に利用したExcelシートなどがもらえますが、今後の就活をしていく上で絶対に役に立つでしょう。
結構長期間にかけて、なおかつ何回も募集をかけていて随時更新されます。抽選や選考とかもないので、基本全員参加可能です。
あと、インターン参加した人は、その年のクリスマスイブにもれなく割引券がもらえます。
長くなって足が冷えてきたので今日はこの辺で。
次はいつ更新されるのかわかりませんが、ぜひその時までに下準備をしっかりしておきましょう。
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