CHIHIRO | ことば作家 (ことばでひもとき | 花谷千尋)

「土とことば」代表| あなたの価値を言葉化するお手伝い| 自然、おいしいご飯とお酒、猫、雑貨、暮らしのまわりのことが好きです。 ▷作品制作ユニット 壱と千(いちとせん) 写真家の夫とともに、写真とことばの作品を毎日発信中。 Instagram @ichi _to_sen

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引越しの日の黄色いマステ

はじめてひとり暮らしをした部屋を出る日の 小さなあったかいできごとのこと。 あの部屋に差し込む光や風といっしょに いまでもふと思い出す。 ***** 大学卒業までは実家で暮らしていた。 ずっと夢だった雑誌編集の仕事が決まり 卒業後の春から、初めてのひとり暮らし。 県内ではあるものの 通勤するには難しい離れた土地のため 大学4年の1月から家探しを始めた。 ひとり暮らし未経験のくせに いっちょまえにつけた条件は オートロック、2階以上、風呂トイレ別、コンロふた口などな

    • ことば作家CHIHIRO | 花谷千尋 プロフイール

      1992年生まれ、東広島市出身。 県内の大学を卒業後、雑誌編集部や雑貨の販売員を経験し、2022年から「土とことば」という屋号で執筆業を行う。 また現在は、人の心にある絡まった想いを紐解きながらことばで表現する「ひもときワーク」を実施。それをベースにして、ビジネスシーンやSNSで活用できる個人向けプロフィール制作を展開している。 ライフワークとして、夫で写真家の川本理壱とともに写真とことばの作品制作ユニット「壱と千」としても活動中。 Instagram 壱と千 https:

      • 2024.9.24 はじまり

        秋分を迎え、 季節は一気に秋になった。 朝晩の涼しさは これだよ、これ と思うほど秋らしくなり さて、どこまでこれが続くのか、と思いつつ できるだけ全部味わいたいと意気込む。 そのひとつとして今朝は ベランダにヨガマットを敷いて ストレッチや軽い瞑想をしてみた。 夏には日の出と共に鳴き出していた蝉が いつのまにかいなくなっている。 遠くに聞こえる船の汽笛や鳥の声だけが シンとした空気に響く。 仕事の環境を変えてみたら 自分の心が楽になった。 もちろん今までの仕事があっ

        • もうすこし、と、今すぐに

          もうすこし考えを練ってみよう と 今すぐにこれをやってみよう の間に 時差があればあるほど それは新鮮さを欠いていくと思う 瞬時に浮かんだ言葉に 後から意味を見出すことも 必要なことではあるけれど もっと本質的に 本能的に出してしまえるならば、 湧き出る泉のように いいも わるいもなく ただただずっと溢れてくるのではないかな 吸収しなければ溢れてこないのか? いや、ほんとうは人間はもっともっと いつの間にかやっていることから 何かを感じ、得ているのではないのかな

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        記事

          自分らしく生きること 2024.1.12の講演会を終えて

          . ことばをこえて かんじることばがある あたまのおく からだのそこ きこえてくるのは いつかのわたしが しったはずの でも おぼえていなかった ちいさなこころの ゆれうごくさま 2024.1.13 ………………………………… きのうは廿日市の地域の方へ 今の私たち夫婦の考える 自分らしく生きることって? という話をさせてもらいました。 一昨年から少しずつご依頼いただくようになった 人権関係のテーマでの講演会。 その度に夫は自分の過去と向き合いながら そのときどきで伝え

          自分らしく生きること 2024.1.12の講演会を終えて

          早起きしてよかった3つのこと

          みなさん、おはようございます。 今日、とても久しぶりに4時起きした、ライターの花谷です。 今朝は、 倫理法人会のモーニングセミナーを聴きに行ってきました。 倫理法人会とは、経営者の方が(経営者でなくても入れるみたいですが)精神的なことを学ぶ場所です。 (とてもざっくり、そして認識合っているのかはわからない・・・) 一緒にお仕事している会社の方が会長を務めておられて、 お誘いいただいたので勇気を出してエイっと早起き頑張って、行ってきました。 それにしても… いやあ〜今

          ニシノコンサルで感じた、フリーランスのチームだからこそ共通の学びを得る大切さ

          こんにちは。 フリーライターの花谷千尋です。 普段は、行政機関のインタビュー記事を執筆したり、写真家の夫とともに「壱と千(いちとせん)」というユニットを組んで写真とことばの作品作りや作品展を県内各地で行っています。 今日から、インプットしたことをなるべくその日のうちにアウトプットする習慣をつけるべく、noteを再開しようと思います! 刺激を受けたら即感想を書く!をやってみる普段は、株式会社BPLという会社の専属ライターのような形で、行政機関から受託した仕事の中でも記事執筆

          ニシノコンサルで感じた、フリーランスのチームだからこそ共通の学びを得る大切さ

          「やさしい」は「誰」のためか

          昨日から初めてのことをスタートした。 まだ終わっていないので、詳細は書かないでおくけれど とてもいい時間を、自分で選んで過ごすことにした。 あるスクールで、ある学びを始めたのだ。 その第一回目を終えて、昨日感じたこと。 それは「じぶん」の外側にいる人たちを ちゃんと認識して、ちゃんと慮って さまざまなことを見たり聞いたり行動したり してみよう、ということ。 この書き方だけでは抽象的すぎるが、 「じぶん」と「だれか」をちゃんと感じて 考えて考えて、生きていなかったな、とい

          sampo nikki 4 散歩日記4 -知ってるのに知らないこと-

          またもや間が空いてしまった。 継続することはとても難しく それでも粘り強く 始め続けることが大事だと思っているから まだ、諦めない。 さて。散歩。 地元の田んぼの間を歩いていると 飛び込んでくるのは山、田、空、そして動物。 私は猫を飼っているからか、 遠くにいる猫によく気づく。 この日は道路を小走りで歩くこの子を見つけ 歩きながら このことの距離が縮まっていったころ 田んぼの畦道に座り込んでいた。 歩いていて見つける猫って なんか テレパシーで話せている気がする。

          sampo nikki 4 散歩日記4 -知ってるのに知らないこと-

          sanpo nikki 3 散歩日記

          散歩を再開した。 今日は夫と一緒に昼に近くの神社まで歩く。 先日、散歩を2人でした時に、 ああこの時間はいいかもしれない、と 思ったからであった。 顔を突き合わせて話すより 隣り合って歩く方が 自然といろいろと話せる。 あ、仲良しなので 顔を突き合わせるのが嫌とかじゃなくてね。 ただ、その時には話さないような 季節の話や鳥のこと花のこと 体で感じることを ぽつぽつとつぶやきながら しゃかしゃかと 足を前に出すということが 心地よかった。 今日、今年やりたいことを10

          note 2022年の記録 やってみました

          今年、一年は割と書いた方かもしれない。とはいえ18本。 まだ、年末まであと少しあるから、まだ増えるかしら。 と思いつつ、今日やってみたので公開しました。 一番読まれたのは、 サントリー天然水さんのお題 #未来に残したい風景 に応募した 「ばあちゃんの畑」でした。 賞は取れなかったけど、編集部さんの方で紹介していただきました。 ありがとうございました! 今年もあと少しですね。 まだ仕事が終わらないです。 まあフリーなので、どこまででもやろうと思えばできるのですが。 ひとま

          なんでも優しさに感じる時

          散歩日記が、早々に続いてないけど、 まだやる気がなくなったわけではない。 今日は仕事で朝から県北へ。 慣れない撮影の仕事で 緊張しまくっていたからか、 解散後、自分の車で帰宅を始めたところで、 事故しそうになった。 その時は気が動転していて ぶつからなくてよかった、 と思う暇もなかったのだけど。 少し時間が経った今になって ショックと疲れとその他もろもろで なんか泣きそう、という感じ。 甘いの飲みたいな でオーダーした カフェモカが おいしくって、ラテアートのハートにさ

          sanpo nikki 散歩日記 2 2022.12.7(水)

          違う景色を見ることは意外と簡単に叶う 今日は、薬局に行くついでに散歩。 かなりショートバージョン。10分くらい。笑 家の近所ではないところだから、 景色が少し変わるだけで散歩も楽しい。 いつも車で通る道でも、見えてなかったものがたくさん見えてくる。 薬局の中も歩いたし、仕事も溜まりまくっているし 今日はこれくらいでいいだろう。 初っ端から飛ばし過ぎは、エンジン切れになるからよくないさ。 などと頭で考えつつ。 こないだテレビで、 おかっぱ・頭でっかち・ピンクの服を着た5歳

          sanpo nikki 散歩日記 1 2022.12.6 (火)

          自然をながめる時間 まだ15時半だというのに、もうもう陽が暮れ始めている。 頬にあたる風が、一気に冷たくなった。 小学生の下校する姿が、パラパラと遠くに見える。 今日は一日原稿を書いていたが行き詰まり・・・。 久しぶりに友人に手紙を書いてポストに行くついでに散歩をしようと思いたち、外に出た。 陽が暮れていく空を眺めていたら、雲の隙間からきれいな光が差し込んでいて嬉しくなった。 (大根、白菜、ほうれん草、きゅうりもまだなっている!?きゅうり、こんな時期まで実をつけるんだ

          涙が出るほど美しい空

          久しぶりにnoteを開いたらnoteフェスというのをやっていて なんとなく書いてみる気持ちになったので 仕事の合間、気分転換に打ってみているところ。 最近は、ライターとしての仕事をさせていただくようになり 夏に一つ、大きな仕事の節目を迎えた。 作家としては、写真と言葉の作品制作ユニット「壱と千」として 現在作品展も開催している。 また、つい先日はことば作家CHIHIROとして初めてのワークショップを マルシェイベントにて出店した。 この夕陽は、そのイベントの帰り道の写真。

          言葉にするための道具

          . 仕事ノートもネタ帳も 同時にページがなくなった、の 記念撮影。 と、いうことは… 同時に2冊新しいノートを使い始められる ということ。 わたしにとってこの瞬間は とても気が引き締まる。 そしていつも新鮮に わくわくどきどきするのです。 自分にとってしっくりくるものを 何個も何回も 買い直して使ってゆくのは ある意味運命的です。 しっくりくるものに出会うことは ものでも人でも なかなかないから。 ノートとペンにも気をかけると その分アイデアに恵まれるのだと 信じて