伝説の部活『乙女部』のコト
「いつも乙女心を忘れないこと」
「何か一つピンク色の物を持つこと」
これは『乙女部』のモットー
『乙女部』とは…派遣でほんの少しだけお世話になった出版社にて、実在した部活。その部活には20代〜60歳間近の女性たちが在籍していた。
マインド的にはなんと、60歳間近の女性がもっとも乙女。「生活に関わるから退職金のコト早く教えて欲しいの。」と言ったかと思えば…「考えるだけで苦しいんだわね。」と意中の人について語る。ウットリ遠くを見る眼差しで…。あの表情は忘れられない。
忙しい労働環境の中に身を置く、クレバーな女性たち。『乙女部』創設はとても理にかなっていたと思う。『乙女部』って発音するだけで、何となく気が抜けるし…年齢バラバラの女性たちがかなり楽しそうにコミュニケーションをとっていた。
…とは言え、部としての何か具体的な活動はナシ。その抜け感も良かったのかも。
どうして私が急に『乙女部』を思い出したかと言えば、光沢のあるピンクの化粧ポーチをもらったから。ピンク!?自分では絶対選ばない色。でも色の効果は恐るべし。目に入るだけで心が明るく…。「気分が上がる」ってまさにコレ?
「いつも乙女心を忘れないこと」
「何か一つピンク色の物を持つこと」
「色」のこと一つとっても、『乙女部』のモットー奥深し。
せっかく思い出したので、遠隔から心の中で再び入部。入部条件無しで、入りたい人はいつでもどこからでも、何歳からでも入れる部活、『乙女部』へ。
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