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fodmapとアーユルヴェーダと経緯

何年か前からお腹の調子が悪く、何件か町のクリニックで保険診療でできる胃カメラをやったり検便、血液検査、エコーなどやって、過敏性腸症候群だとか呑気症という病名とともに

「ストレスを溜めすぎないように」

と言われ、ガスコンと時にモサプリド、漢方薬など処方されましたが、ほぼ毎日ガスコンが必要な生活。

そういえば20歳くらいから新しい彼や友達に「寝てる間にも音のないげっぷしてたけど一度病院行ったら?」とか言われてたな…

毎日ガスは溜まるし私はすごく不快なのですが、社会生活は普通に送れるので病院にはあまり相手にしてもらえません。

でも妊娠中も薬が手放せなかったほど、ガスはたまると辛いのです。

でも服用している期間が続くほどガスコンなんてあんまり効かないし、食物繊維や発酵食品、ヨーグルトにオリゴ糖を混ぜたりして食べていても根本的な解決にはならなかったので、2年前にfodmapにいきついて軽くやってみたりしていました。

fodmapはオリゴ糖、フルクトースなどの糖類を避ける食事療法で、主に小麦、玉ねぎ、牛乳、豆乳、りんご、桃、ヨーグルト、発酵食品などという普通は腸にいいとされているものを避けます。

簡単に試してみたら私は小麦、りんご、酒粕、古漬けを食べると妊婦のようにお腹がパンパンになることが分かったので、家でご飯を食べる時や1人でランチをする時はできるだけ避けるようにしていました。

パンやパスタはグルテンフリーのものをなるべく。家で作る唐揚げやお好み焼きは米粉で作るといった感じに。

最近は好きな玉ねぎとねぎも少なめにしてますが、確かにお腹の張りはマシだし、食べると消化不良が増すことは分かりました。

中医学ではガスやげっぷは気をプラスするために白い物(山芋、大根など)を食べるというので気をつけてみたり漢方薬を処方されたのを試したり、ハーブティーやハーブチンキ も試してみましたが、中と洋はあまり効かず。そんな時にアーユルヴェーダの本を読んでワークショップに行ってみると、アーユルヴェーダは消化を大事にしていて小麦は推奨されていない事や消化やガスに効くスパイスも沢山あったので試してみると、身体になじんで体調は少し良くなり、アレルギーは腸と密接に関わっているといわれますが鼻炎もマシになりました。

これはしめしめ〜と思い調子に乗りだしたところで、コロナによる自粛生活。

普段は夫は帰りが遅く、平日は私と子供の分だけご飯を作るので好きなものを食べているのですが、期間中は夫と子供のためにガッツリめのご飯を作り、ストレスから美味しいパンやさんのパン、美味しいテイクアウトを色々食べたりしていると、どんどんお腹の具合は悪化。。。

6月からはまた前の食生活に戻して頑張っていたのですが、なかなか良くならず。

そんな時にネットでとある市販の整腸剤がいいと読んで早速飲みだしたのですが、今思えばこれが引き金に。

6月の末にお腹も痛いし眠れない。毎日が辛い。食べられない。鬱なのかお腹なのか分からない症状が出て、しんどいながらも調べてみると私の症状から見て、SIBOという比較的新しく分かった病気で小腸が炎症を起こして悪さをしているということ、リーキーガットという大腸に小さな穴があいてそこから栄養が吸収されなかったり弊害が生まれている病気であり全ての不調の原因では?というところにいきつきました。

でも新しい病気なので国内で検査を受けられる病院は限られる上に自費診療でアメリカに検体を送っての検査になること、病気自体知らない医者が多いことも同時に分かりました。

自費診療なので高いです。

しかも保険が効かないというだけで理解してもらいづらい現実。

でも、もうこんな身体いやだ!食いしん坊だから好きなものを好きなように食べたいんだ!


ちなみにこの病気だと胃酸も少なくなっているので制酸剤を飲んだらダメなのですが、知らずに飲んでいた整腸剤をよく見てみたら制酸剤が入っていたのでこれで一気に悪化したのかな…と思います。

無知と市販の薬、恐るべし。