2歳児との新宿へのお出かけ
今日は 2 歳半の娘を連れて、新宿にお出かけした。
今年は暑い夏が長く続いたため、10月はじめくらいまでは屋内遊び場へのお出かけが多かった。
ようやく涼しくなってきて公園遊びが快適な季節になり、久々に新宿中央公園に娘を連れて行くことにした。
現在 6 歳の第一子を以前よく連れて行ったお出かけコースでもある。
ベビーカーでも動きやすく、新宿中央公園は四季も美しく、小さいお子さんがいる方にはおすすめのコースだ。
といっても歩く距離がそれなりにあるので、夏は暑すぎて厳しい。最近の真夏の公園はリアルに命の危険を感じる。
新宿駅に着き、まずは西口の、動く歩道のある通路を都庁方面に向かって進んでいく。屋根のある通路を出て左側に京王プラザホテルが見えるところは、歩道が広々として歩くのも心地よい。
横断歩道を渡って新宿住友ビルへ入り、子どもをベビーカーからおろして歩かせることも多いが、今日は都庁の展望室に向かうことにした。
なお、新宿住友ビルは、三角広場という割と大きな規模のイベント会場になる箇所があり、屋内なのに広々とした空間になっていて気持ち良い。また、1階にある京鼎樓(ジンディンロウ)という中華料理店が好きで、よく行っていた。オストレアというオイスターバーも、ランチの時間は美味しいパスタなどが食べられる。ただ、どちらの店舗にもキッズメニューはなく、2歳児に食べさせられるものはほとんどない(最近あんまり行ってないので今はどうなのか知らない)。4 歳くらいになれば、どちらのお店でもまあなんとか食べさせるものはあるかなという感じ。
今日は住友ビルへは寄らずに都庁に行った。平日は都庁の展望室があまり混んでいないからだ。午前 11 時頃でほぼ待ち時間なく入れた。
2 年ぶりくらいの展望室だったが、以前とは異なるレベルの外国人の多さにも、もはやさほど驚かない。最近の観光地や渋谷などでは外国人比率の高さをひしひし感じるため、都庁の展望室を訪れる人の 9 割以上が外国人であることにも違和感はない。
ショップの商品も、インバウンド需要をねらったものに完全に舵をきっている感じで「外国人受けのする日本みやげ」的なものばかりが並んでいておもしろかった。富士山がテーマのいろいろなグッズや、だるまの人形、2歳の娘も興味津々となるようなキティちゃんのこけしやかわいい招き猫の起き上がりこぼしなども、外国人観光客に人気がありそうだなと思った。
都庁の展望室から降りる際には 2 階が出口となっているが(入口は 1 階)、ベビーカーで新宿中央公園に向かおうとしていたので好都合だった。そのまま出口を出て、橋を渡って公園内にたどり着けた。
新宿中央公園の南東のはしのちびっこ広場は遊具が大変充実しており、2歳半の娘も大喜びだった。土日や休日はとても混んているが、平日の昼間は人が少なく、どの遊具も遊び放題だった。
1時間半ほどみっちり遊んで、娘の「ちょっと眠いけどお腹空いてきた」感じのタイミングを見計らってベビーカーにすかせず乗せ、初台のオペラシティのそばにあるデニーズ西新宿店へ向かう。徒歩約 3 分。
デニーズは 2 歳半でも食べられるキッズメニューも多く、第一子も昔からよく連れて行っていた。デニーズの、コーヒーメーカーで入れるドリンクバーのコーヒーも、個人的に他のファミレスより好みだから、何杯でも飲めるのはコーヒー大好き人間としてとてもありがたい。
ただ、初台にあるデニーズは 2 階に位置しているがエレベータはないため、ここだけベビーカーを持ち上げる必要がある点は要注意。
デニーズで平和にランチを過ごして、ベビーカーに乗せたら寝るのもすぐであろうタイミングに店をあとにし、オペラシティを通って初台駅へ向かった。案の定、その途中で娘は眠りに着きそのまま帰宅という流れ。
僕も大好きなお出かけコース。娘との平和なひとときに幸せを噛みしめながら、いろいろ思い出したりもしてしみじみもした。
今 6 歳の息子とはここには何回来たことだろう。初めて来たのはいつだったか。最後に来てからもうどれくらい経ったのだろう。
そういえば、この緑の滑り台で今日の娘と同じように「パパぁーー」「パパぁーーーー」と呼んでいたことがあったな。あれはもう数年前になるのだろう。かわいかったあの頃。今もまだまだかわいくてしょうがないが、あの頃のかわいさとはまた別のものだ。当時のそのかわいさを動画や写真以外のリアルで体験することは永遠にできない。
娘ともあと何度ここに来るかはわからないが、数年後に今日のことを思い出すこともあるかもしれない。写真も動画もいっぱい撮ったが、輝かしいこの思い出も、今の鮮やかな状態のまま色褪せないようとっておきたいが、それは叶わない。
子どもと平和なお出かけができるこの日常を、非日常とさえいえるこの輝かしい日々を、もっともっと大切にしなければ。
と、イヤイヤ期絶頂の 2 歳の娘と、小学校の宿題もなかなかやり始めず言うことも聞いてくれなくなってきた 6 歳の息子を前にぐったりしながら、そう自分に言い聞かせてなんとか踏ん張る毎日である。